me :「先生、医者には行ったんですか?」
先生:「うん。まだ行ってない。
いつ行こう?明日行こう、なんて思ってるうちに今日まできちゃった」
me :「明日、必ず受診してくださいね!」
先生:「~♪(鼻歌)」
自宅に電話して奥さんからもキビシメに注意して貰おうかしらん、と一瞬考える。
日本泳法教室は兎も角、ホカの水泳教室(単純な指導日はノーカン)が再来週から始まる校長先生。
正直申し述べて彼ひとりの身体ではないので、先々を考えると
受診したって電気でビクビクさせるとか貼り薬が出る程度だろうけれども
それでも放置しているよりは幾らか良くはなると思うのですよ 。
サテ、10年前に校長先生にアタックしたけれど見事にフラれ、
以来、水泳自体から遠ざかってた彼女と校長先生を漸く取り持つことが出来まして。
ヤハリ煽り足からの開始。
校長先生の模範游方を眺め、自分もプールのヘリに捕まって煽り足。
先生:「yu-ちゃん、ちょっとやってみた?」
先生:「左足の膝が沈んでる…(直す)…そう。この位置。
じゃあさー。yu-ちゃん、ちょっと真、行ってみた?」
言われるがままに真で2、3回。
彼女:「はーぁ。キレイなモンですねぇ!」
先生:「足が出来れば、あれくらいスグだ」
マジか!
足はヘンじゃないけど掻き手が云々、差し手が云々目線が云々と言われている日々。
校長先生がニワカ日本泳法教室を開催したついでに諸手伸の手を訊く。
me :「どーしても真っ直ぐ上に掻き手が届かないというか…」
先生:「どれね、ちっとやってみた?」
真から入って、二段伸からの諸手伸(自己流)。
先生:「うん。真の差し手で両手を揃えようとするから身体が反るんサ」
me :「両手斜め上程度で良い、ということですか?」
オモムロに諸手伸を泳ぎだす校長先生。
水族館の水槽にへばりつくヒトみたいに、美しく雄大に泳がれるその様を
ジーッと手の爪先から送り込まれる内腿から煽っている足の爪先まで瞳に焼き付ける。
先生:「そーだな。真の手をしようとすると身体が反るから真にならないでいい。
掻くのも、上からの力で掻くと流されるから、流しておいて後半で力を入れる」
me :「胸の辺りまで腕が来たら掻く感じです?
それとも、グッと押しこむ感じで掻く感じです??」
先生:「^^ 俺、冷えてきたっけバタ足してっさね」
あいや( ´Д`)校長先生にワタクシの声が届いてないパターンだわ。
有難いことに傍にいらっしゃるので、ヘンだったら言ってくれるだろうと
自分なりに解釈した諸手伸を何度かやってみると…。
先生:「カタチや流れは出来てきてるから、そんな感じで練習して?」
me :「はーい、ありがとーございまーす♪」
掻き手が真上に来なくていいなら、そんなに難易度は高くないか…??
うでも最終的には親指を絡めあって掻くんだったか( ・ω・;)
件の彼女とは更衣室でお逢いする。
「10年来の夢が叶った!水泳が楽しくなりそう」とニコニコして帰っていかれました。
明日は登校日で練習出来るかどうか怪しいけれど、二段伸からが諸手伸に入り易い。
なぁんて、こういう ゆる~い游方をしてると大先生から叱られるパターンでもある。
帰宅後、校長先生に『明日必ず受診願います』と送信しときました。
しかし校長先生。そこは『ありがとうございます』じゃないダロ( ・ω・)つ゛と。
