世の中が春休みだからか、とっても混んでたプール。
今日は水泳指導員がボランティアで水泳指導をする日でもあったようで、
教えたがりの先生の姿が見える。見えるだけでなく、割と暇そう(失礼)。
以下、先生とは教えたがりの先生を指します。
me :「センセー、こないだの“うなぎ”のヤツの正式名称ってなんですか?」
先生:「正式名称はないんですよ。『うなぎのように泳いでみよう』って記事だったし」
me :「アレで前に進もうとした場合、どうすればいいんですか?」
先生:「yutahaさん、下がれるようになったの?」
me :「浅いプールだと膝をすりむいたりしますが、こういう普通のトコなら」
先生:「じゃ、前に進むにはバタフライの要領になるんですよ。
ビート板を使うと上半身が固定されちゃうんで、ないほうがいい。
キックは爪先が水面から出ないようにして、腰は尻相撲の感覚」
me :「尻相撲??なんですか?ソレ」
先生:「子どもの頃、やんなかった?お尻とお尻をぶつけ合う相撲」
me :「知らなーい。やったことないです」
先生:「ウソー?!知らないの?…じゃあ、腰は置いておいて今度は顎。
アイスクリームを舐めるような顎の動きで顎が下を向いたときに水を蹴る」
???( ・ω・) ?…ヨクワカンナイけど顎を引いたときに水を蹴るわけね。
やってみるけど「存外進みませんねー」な感じ。
先生:「うん。でもバタフライってそういう動き。
腕を伸ばすと遣りづらいから、気を付けの姿勢で練習するほうが楽かもよ?」
me :「うなぎフニョフニョで前進したいダケなのに、結構難易度高いかも」
先生:「 (⌒▽⌒)アハハ!yutahaさん、潜水は出来る?」
me :「やったことないです。そこにも『潜水禁止』の看板があるじゃないですか」
先生:「あんなの、気にしない。潜水して蹴伸びすると伸びますよ!」
me :「え…どんくらい潜水するんですか?」
先生:「うん。12.5mいけばマシかな。25m泳ぐのに蹴伸びで稼げば相当ラクですからね」
me :「そりゃそーでしょーけど、そんなにいかないですよ」
とりあえず普段の蹴伸びでスタートして、ズッと蹴らないで浮いてたら12.5mまで行った。
先生:「そこまで浮ければ潜水して蹴伸び12.5mもできますよ」
me :「水がおっかないから、そんなに長く沈めない…」
先生:「水が怖いのに水泳やってんの?!沈むのも水泳だよ?」
me :「えぇ、(校長先生を見てるし)理解はしてるんですよぅ」
先生:「じゃあ、やってみましょう!」
混んでて泳ぐスペースもないし、ヒタスラ先生と一緒に蹴伸び蹴伸び蹴伸び…。
壁から離れてゼロ・グラヴィティっぽい姿勢になりながら鼻から息を吐きつつ
手のひらで水を前に押しやって潜ると…後ろに行くことは行くけれども、
壁に足がつくと安心しちゃって、そこから蹴りだそうとは思えない我が身。
先生:「yutahaさん、力を抜くんだよ!」
me :「水が怖いって言ってるじゃないですかー」
ギャーギャー言い合ってる(練習もしてる)うちに、結構いい時間になったようで
先生ってば「まぁ、大分出来るようになりましたから練習頑張って!」と退出。
その後も暫くやってたら壁を蹴りだせるまでにはなったものの、
12.5mまではイカない状態になったけれど、その頃漸く泳ぐスペースが出来てくる。
そうだ。
真面目に練習しよう。
おもむろに真→三段伸→真→二段伸→羽交伸→真とランダムにやっていくのだけれど
ドーモ身体がブレるというか、流されるというか、かなりの体力を蹴伸びに費やしたらしく
思うように泳げないし、身体のバランスも上手く取れない体たらく。
60°に身体を伏せることが出来なくなってしまってるとでも申しましょうか。
火曜にお逢いしたとき、校長先生はマスクをしてらしたから
一旦引くと重症化するらしい風邪でも引かれたのかどうなのか、
本日も姿を見ませんで、残念だったけどこの状態なら逢えない方がヨカッタかも( ・ω・)とも。
教えたがりの先生の游方を見ても目の保養にはならんのですよ。
間近で見てても上手だけど美しいとは思えない、教えたがりの先生の游方。
その点、元国体選手翁のバタ足は全然勢いはないんだけども
校長先生の游方を見たソレと同じように、すっかりココロを奪われてしまったという。
どこに差があるのかワカラナイけれど、美意識ってそんなモン??!