先生:「いや、(道具を片づけてくれて)ありがとー!風呂入って行こて」
me :「はーい♪あれま、貸切。なんという贅沢」
先生:「何?今度片手抜をやるんだって?」
me :「大先生、そう仰ってましたね」
先生:「片手抜はサー、(実演開始)腰から手を後ろに抜いてピッと水を切って
脇ぃ腕やって前で揃える感じでサ。目は正面向いたまんまで」
me :「後ろに送り切るんですか?(鏡状態になるよう、腕の動きを合わせる)」
先生:「うん。送りきってピッと跳ねさすっていうかね!腕は肩幅で。
昔は、こんげ水がキレイじゃねかったっけってのもあるし、
殿様が上から見ててカッコイイ方が見栄えがするっけね~」
me :「なんとなく動きがロボっぽい感じがするよねって、さっき話してました」
先生:「(⌒▽⌒)アハハ!」
今日は新人はワタクシのみ。
ライバル小5ボクちゃんは欠席。
しめしめ、引き離すなら今のうち。。
なんていうことを思ってると知らないうちに抜かれるんだろうな( ▽ )o〇O
そう思ったのは教室後、ワタクシより1年早く受講を始めた男性と一緒に3.0m界で練習。
彼は羽交伸を中心に。ワタクシは二段伸、三段伸、羽交伸に今日サラッとやった片手抜。
三段伸は校長先生checkが入っていないので、男性がトイレから戻ったときに
入水する前に出来てるかどうか、どんな風になってるか見てクレってお願いする。
男性:「オッケーって、ナニそれ~。yutahaさんがドンドン遠くなっちゃうなー」
me :「それはないですよ。真の腕、ダメ出しされてたじゃないですかww」
男性:「大先生でしょ?俺にはyutahaさんが若いから煩く言うだけ。
シニアには注意はしないからって念を押されたよ?」
me :「男性さんってシニアじゃないでしょう?」
男性:「俺、シニアですよ。こないだ還暦になりましたよー」
me :「マジですか?!…それはそれは、おめでとうございました」
男性:「で、俺は真しか泳げないし。
それでもさっき校長先生から羽交伸を教えて貰ったとき、勉強になったなぁ! すっごい色々あるっていうか、本当に難しいね。日本泳法って」
me :「スミマセン…水泳初心者なのでホカを知らないっつーか。。」
男性:「でもyutahaさんは羽交伸もスイスイだし、俺の知らないうちに
何?さっきのなんていうの?アレ。あんなのもやってるしさー」
me :「さっきのだけじゃないですけど、二段伸とか先週の教室でやったんですよ?」
男性:「えー?!大先生が(煽り)足以外も教えるのー??!」
me :「男性さん、先週・先々週といらっしゃらなかったでしょ。
大先生、2週ともお休みされて校長先生ダケの指導だったんですよ(=ΦwΦ=)」
男性:「ナニソレずるーい。そんなの俺、知らないもん。
じゃ、俺は相当置いていかれてるって訳ぇ?!」
ブーたれつつ、男性が羽交伸の練習をするので、後ろから羽交伸でついていってみる。
真に関しては掻き手の勢いがマダマダ足りない、と注意されたものの
羽交伸に関しては「よくなってる」ということで男性さんよりはマシらしい。
でー、後ろから見るでもないけどワカルのですよ。
me :「男性さん、肩に力が入ってません?腕も疲れるでしょう?」
男性:「すっごい疲れる!なんで皆コレが楽だっていうの??」
me :「男性さんの腕は平泳ぎみたいに外に水を送ってるんですよ。
ソレをやると腕の力を使いますが、羽交伸は多分水を軽く抑えるというか、
ふわっと水を表面からつつみ込むような感じで手のひらを内側に丸く…」
男性:「あー、校長先生もお椀のフチをなでる感じって、さっき言ってましたね!」
me :「お椀のフチだと小さいけれど、まぁ丸いものを。
進もうと思うと力が入りますが、浮き袋を腕で作るイメージで」
男性、こうかな?こうかな??って一生懸命なんだけれども
どーもハタで見てても力が入りまくってるのがワカル。
しかしワタクシにはどうして差し上げることもできん。
真の腕ねぇ…大きく掻いてる“つもり”なんだよねぇ。。
大先生は「バシャッてなってもいいから強く掻け!内腿に収めるのは後で直せる」
校長先生「バシャッてならんよーに」
どっちやねん( ・ω・)つ゛
大先生 :「yutahaちゃん、遠慮しないで思いっきり掻いて!あとはいいんだから」
校長先生:「ホレ、思いっきり掻けだとww」
私 :「ちょっ、先生がバシャッてすんな!って仰ったんじゃないですかー」
校長先生:「(⌒▽⌒)アハハ!」
笑ってる場合じゃないですよ。
指導者2名で話を統一させとけ、っつー話ですよ( ´Д`)
そして片手抜を5mくらいチョイチョイやってみるのだけれど、
左側の抜き手がスムーズにいかないというか水を持ってきてしまう模様。
今期の教室、あと2回。
出来るのか?!片手抜。