バシャッ


振り返ると、ワタクシの煽った水を思いっきり正面から被った校長先生が顔を拭っている。


me :「あ…失礼しました。。」
先生:「いやいや」


コトの発端は、ワタクシ校長先生に左足のバシャッを直したつもりだけど
ちゃんと煽れているのかどうか点検して欲しいと依頼したことに始まる。


で幾らか泳いでみると…

先生:「うん。足、よくなったよ!欲を言えば足の裏がチラッと水面から出るように」
me :「そんなビミョーな感覚、わかんないですよぅ」
先生:「ちょっとプールのヘリに掴まってみた?」


指示通り、掴まって足を伸ばす。
そのときに腰を反らせるというか、ハラを出すというか、ウンと伸びるというか。


me :「こ、コウですか…?」
先生:「
(指先で軽くワタクシの爪先の向きを変え)こんな」
me :「このまま足を緩めて…


そして冒頭。


足をみて貰ってはいても、ズッと足元にいるとは思ってないもの。
泳いでいく様子をスタート地点から見送るパターンが多い中、
校長先生ってば、ズッと歩きながら足元を追ってってくださる。
そんな丁寧な点検作業をして貰ったのはイツぶりだったろう( ・ω・)


今日もホームプールは混んでおり、暫くは一昨日同様『低学年用プール』の王様に。
何メートル泳いだら帰るんだってヒトには向かないトコだけれど、
70cmあれば立体の游方クロールさえ望まなければ大体の練習は出来る。
聞いた話ではバタフライの練習をしてたヒトも過去にいたとか。


丁度『低学年用プール』の淵に手をかけると、タイマーが目の前になるので
そこで勝手に1分間バタ足ッ♪なんてバチャバチャやって遊んだりして
ターンの練習したり、二段伸の練習をしたり仰向けで浮いて遊んだりしてたら
ガラスの向こうでゲートを通過中の校長先生と顔が合い、同時にお手振り。


校長先生がプールサイドに現れたときも挨拶したのだけれど、
それを知らない4泳法の人々がプール退出時、口々に
「校長先生、いらしたわよ!」
「校長先生、歩いてるよー」
「校長先生、来たよ。よかったね!」
「校長先生が来てるの知ってる?」
「今日は校長先生から教えてもらわないの?」  
等々。


ご親切に有難うございます(-∧-)


この方々とも暫く会えなくなるのか、と思うと寂しい限り。
常連父ちゃんとも名残惜しく「寂しいねぇ」と語らう。


父:「そーせば、オメに逢いたくなったら俺がそこのナントカ園に入るしかねーんだな?」
私:「入所系施設でもなければ、普通の通所施設でもないですよ?」
父:「なんてトコなん?」
私:「
(言えないので地名で答える)××です」
父:「全然ココに来られねんか?」
私:「ココどころか教室プールにも行く手段がないという、ね」
父:「寂しいなァ」
私:「まだ今年は2週間だからいい方。来年は1か月だから、それを思えばマダね」
父:「まァ、オメが来ないほうがプールが空くけどな」
私:「1人分?」
父:「違てー。オメが来る日はオジサン率が高いんぞ?帰らないオジサンも多いしな?」
私:「カンケーないですよ」
父:「だって昨日なんてオメが来ねかったっけ、空いてたぞ?」
私:「ちょっ…お父さん、昨日は午前中の水泳教室だったじゃない。

   午後のことは知らないんじゃ?」
父:「…ッ、言うなやww」


ホラねヽ( ´ー`)ノ


実習が始まったら、こんなん書いてる余裕もないんだよな( ▽ )o〇O