むむッ。
me :「いまのって、両手をシンクロさせて入水、というのではないのですね?」
先生:「いまのは、片手ナントカ(忘れた)一重伸って言って、
やってみるから5m先に行って見ててみた?…、こうやってこうで…」
me :「右手がこうで、左手がこう??」
先生:「基本はみんな“真”だっけ、左手も真の動きで…」
そこへ、4泳法の教室に入っているけれど4泳法のレベルには達していない
金曜日の4泳法教室デー限定で姿を見せる婦人が割って入ってくる。
ちなみに、このご婦人は教えたがり先生の熱烈なファンであって校長先生との接点はなし。
婦人:「あなた、先生なんですか?平泳ぎを教えて貰えます?」
先生:「いースよ!」
ちょっヾ(・ω・o) …安請け合いし過ぎッ。
知らないよー?どうなっても。
そう思いながら、ヒタスラに游方真の練習をする…と言っても、
真面目にやってないので二段伸になったり、バタフライが横切ってきたりすれば
ラッコのようにクルリと身体を一回転させ、羽交伸の姿勢を作って進んだりと、
高波とシブキを避けつつ、基本の游方でまさに『遊泳』するワタクシ。
結局、婦人つきっきりになった校長先生もお帰りの時間をトウに過ぎ
「じゃ、帰ります」と挨拶されたので、御礼を言って(⌒∇⌒)ノ""バイバイキーン♪なとき。
婦人:「あの方(校長先生)がアナタみたいに力を抜いて水に浮けって言うのよ」
me :「へ?!…何故お二人の話にワタクシが登場するんですか?
ちょっ…先生!彼女にナニを仰ったんですかッッッ」
先生:「(プールに向かってお辞儀をしかけてたときだった)??…なんだ?」
婦人:「違うんですよ、わたしの基本がなってないって話ですよね?」
先生:「うん。そう!」
me :「そんで、ソコに何故ワタクシが出てくるのでしょう?」
先生:「??」
婦人:「いーのよ、いーんですよ。私の身体がカタイって話ですよね?」
先生:「うんうん。じゃーねー」
だから、なんでソコにワタクシが登場するのかがワカラン。
確かにプカプカ浮いてるけれど、浮くまでにどれだけ練習したと?!
年末年始、校長先生を呼び出して練習したんだから浮かなかったら困る。
それに、浮くということと平泳ぎとの関係性がワタクシにはワカラン。
腑に落ちないわー(・ω・`)と思いつつ、常連父ちゃんと伯爵夫人のいるところへ行く。
父 :「あの人(婦人)、なんで4泳法の教室に入ってんだね?クロールも出来ねぇのに。
クロールが出来るようになってからだって言わない校長先生も悪いけどな?」
me :「泳げてるから4泳法の教室に入ってるのでは??」
伯爵:「泳げてないわよー。だから平泳ぎでアレダケ苦労してんのよー」
父 :「あの人のクロールなんて、相撲で言ったら序の口にもならねーぞ?」
me :「そいじゃ、わたしは学生相撲辺りですか??序二段だったらラッキーかな」
父 :「オメなんて横綱クラスだねっか。白鵬みてなモンだて」
me :「それはハバの話でしょー?」
父 :「ぶ。違てー。ちゃんと泳げてるねっか」
伯爵:「そうよー?キレイよ?でも彼女は、そのクロールが出来てないのよー」
me :「じゃあ、それを彼女に言って差し上げたら??」
父 :「差し上げたところで、本人が4泳法をやってるんだっけ、どーしようもねーて」
me :「聞いた話じゃ、以前も4泳法の教室に入ってたんですよね?
で、今回は普通にクロールの教室に入ろうとしたら満員で、
4泳法なら空きがあって、前も夜の4泳法の教室に入ってたから
ソコでいンじゃね?ってスタッフさんに言われて、先生が誰か確認したら
大好きな教えたがりの先生だからって、それでこの教室にしたんだそうですよ?」
伯爵:「でも、クロールが出来るようになってから背泳ぎ。そこから平泳ぎなのよ?
彼女、基本が出来てないのにイキナリ平泳ぎなんて上達するハズがないの。
夜の4泳法の教室で一緒だったことがあるけど、あんまり出来なくて気の毒で。
タイムを計るんだけど、彼女だけ泳げないもんだから可哀想で…」
父 :「それだけ平泳ぎってのは難しいてがに、校長先生に訊くなんて度胸あるぜな」
me :「ウワ…めっちゃ訊いてるわ」
父 :「オメは いーんだて!ココでの一番弟子だねっか。あの人が色々わかってない」
むぅ。
平泳げないワタクシには全然ワカラン話なのだけれど、4泳法って覚えるのにも順番があるのか。
バタフライ→背泳ぎ→平泳ぎ→重複しないお好み泳法、の順で泳ぐなら
その順番から覚えていくもの??…という訳でもないのか??
平泳ぎが実は一番奥が深いとか、誰かがボヤいてるのを聞いたことがある。
その人の体型や体格によって、蹴る位置が違うからドーシタコーシタとか。
点検してくれる方が限られているけれど、そういう意味合いでは
ワーワー言われない日本泳法って気楽なのかもしれないなぁ( ・ω・)と思った。