コース内に女性が1人。
上手なヒトなら避けてくれるだろうと、アチラがスタート地点に立ったとき
呑気にコチラは羽交伸で出発…20m辺りで異変に気づき、振り返れば女性が猛追!
アワワワワ…あたふたしながらも立体の游方で速く泳ぐ方法を知らないワタクシ。
(↑ 競泳用の横泳ぎも速くないケドさ
めっちゃ急いで掻いて煽ってドーニカ25m先で脇に逸れて遣り過ごした一部始終を
採暖室から指さしてゲラゲラ笑う校長先生の姿が。
丁度良いので、採暖室に入って昨日4泳法のマダム達に依頼された話をスル。
me :「先生、明日ってホームプールに行かれる予定はございますか?」
先生:「俺、ホレこないだ(日曜の飲み会)詩吟を一発やったらココ(喉)傷めてさ。
医者行ってクスリ貰って飲んでるぐれぇだっけ、調子が良かったらね」
me :「というのは、流石は先生ですよ。横泳ぎファンがグンと増えまして」
先生:「(・∀・)ほう」
me :「4泳法の教室に入ってる方が某さんと伯爵夫人が煽り足の練習をしてるのを見て
“私も横泳ぎ覚えたい。教えて”ってプールのヘリをガシッと掴むのですが
モウ、どうしていいか途方に暮れてたら教えたがりの先生がいたので」
先生:「お。彼は昨日来ったんか!」
me :「はい。それであの先生を呼びましょうか?って訊いたら
あの先生はダメよ、校長先生じゃなきゃ!って叱られまして。
じゃあ、尚更わたしなんてオヨビじゃないじゃん、って話なのですが」
先生:「彼も日本泳法の教室に来てたことがあるっけ、教えられると思うけどねぇ?」
me :「時々、横泳ぎと立泳ぎしてますよね。でも先生が良いそうで」
先生:「うんうん!」
me :「それで、明日は4泳法の教室の日ですし、先生の都合がつくようでアレバと」
先生:「教室は何時からだったろっかねぇ?」
me :「4泳法は14時-15時ですね」
先生:「その後の補習(教えたがりの先生の取り巻きが出来る)が1時間弱か…」
me :「まぁ、アレはね…」
先生:「よし、ワカッタ!14時-15時ね。横泳ぎファンが増えるのはいいことだ^^
遠慮しないで俺んトコに流してくれていいからサ。いやいや、ありがとーッ!」
me :「先生、スゴイですね!流石です」
校長先生がワタクシに日本泳法を教えてくださっているから、
皆さん気軽に水泳初心者でもナントカなってるっぽいからチョロイだろうと
私もヤリたい、私も覚えたい、と言ってくださってるんだと思う。
そういう積極的な女性も多い中で、親切な男性というのも存在する。
本日、教室プールではシニアのはじめて教室とマスターズ教室があったのですが
秋に一度体験入学したはじめて教室の方々がワタクシを記憶してくださっており、
「あんたが教えてくれたトコとは違う店だけどコード付きの耳栓が買えたよー」
「おーぅ、こんちわー」
などなど、フレンドリーに声をかけてくださる特にオジー達。
教室開始5分前でしょうか。
「シニアはじめて教室ご利用のお客様は採暖室前に集合してください」と
普段そんな親切なアナウンスなぞ聞かないのだけれど、流れるわけですよ。
ソコへ、25m泳いでタッチして戻ろうかとするワタクシにオジー1が声をかける。
「あんた、よろっと集合しねと教室始まっちゃうよ!」
オジー2も声をかける。
「あんたが時間を気にしてないみてらっけ、俺、スタッフに言って放送して貰ったて!」
( Д ) ゚ ゚
あのアナウンスはワタクシ向けだったんか!
言葉を失っていたら、校長先生が「アレ(ワタクシですね)は違うから」とフォロー。
それにしても“はじめて”って言い方はある種マギラワシイ。
受付にて、30代~40代っぽい女性2名と、明らかに60オーバーな女性3名が話してる。
30:「私、今日はじめてなんですよー」
60:「私もはじめてよ?じゃあ、よろしくね!」
30:「はーい、よろしくお願いします!」
更衣室に入って判明したのは30代~40代はマスターズの教室をハジメテ受講。
60オーバーは、はじめて教室の生徒っていう、ネ( ´ー`)フゥー...
体型と着ている水着で、その違いは水泳初心者でも理解できました。
二段伸ですが、教室プールでは下半身が流されないことが判明したので
ヤハリ波の影響なのかな( ▽ )o〇Oなんて。
ホームプールより泳力の高い方が集っていることもあるのか、
隣のコースでバタフライされても、なんの影響も受けないしっていうか、
ワタクシの游方が全体的に幅員もとる上、ノロいので4泳法を泳げる方々が
1コース丸々譲ってくださる親切っぷりに感謝しつつ、2時間以上1コース独占する贅沢。
幸せだー( *>ω<)ノ♪うきゃっ
サテ、明日は校長先生ホームプールへいらっしゃるか。
そしてまた覚えたい方に繋げることが出来るか。
なにより自分自身、ホームプールでの二段伸で下半身が流されないよう泳げるか。