「ねね。あの先生の泳ぎって、どうなってんのかしら?」
4泳法のマダムが言う。
水の中に潜ってみるけれど、真横からはその姿を見たことのない游方をする校長先生。
校長先生が立泳ぎの儀(クールダウンとも言う)に入ったとき、
「さっき訊かれたのですが…」と切り出すと。
先生:「競泳用の横泳ぎだろ?」
me :「んと、ヨクワカンナイですけど横から見ると
腕がお腹のあたりで一旦揃って、そんでスイーッて伸びてくヤツです」
先生:「競泳用の横泳ぎだと思うがなぁ…どれ、プールサイドに上がって見ててみた?」
左腕の掻きを見ると、確かにソレもやってたけれど尋ねたのとはチガウ。
うでも、校長先生はドンドン話を進めていっちゃう。
右腕はこうで、こうで(ワタクシの手をとって)こう。
左腕はクロールみたいな感じで、こう。
足は真の足だよー。
???こんなカンジか…???
4、5回校長先生の足元や背中側から舐めるように見た後で(エロスではないですよ)
自分なりにやってみたり。
先生:「お。大体いいな!よし。俺、帰る。」
me :「お疲れさまでした、ありがとうございました(折角なので練習してみる)」
先生:「じゃーねー。今年の大会(日本泳法競技会)にエントリーすっかねー?」
なぁんて、笑いながら帰っていかれたので、本気ではないだろうとは思うものの
練習しながら訊いてきたマダムがそもそも居なくなってないか?!
なしてワタクシが教わってんだべ??って、なんか納得がいかない。
このとき、手繰伸は足がモット忙しいよ、と校長先生の模範游方も披露されたけれど、
そっちの方は混乱しちゃって全く出来ず、ヤル気も出ない始末。
先ず手の動きが全然見えなかったから、どうしていいかワカランもんね。
me :「2つ同時には覚えられませんよぅ」
先生:(⌒▽⌒)アハハ!
me :「とりあえず1つで」
先生:「じゃ、競泳用の横泳ぎで」
競泳用の横泳ぎは流派の游方にカウントされるのかどうかワカランけど、
マジ顔で受けてみないかと言われた游士の資格試験には関係なさそう。
そして校長先生が帰ってからのトドメが社長より。
「忍者の泳ぎが、そんなにバシャバシャ賑やかでいいのー?」
うっ。。。( ̄x ̄
監視スタッフさんからは、校長先生のとカタチは大差なく見えたと言われたけれど
横泳ぎ競泳の動画を見てもポーンポーンと進んでるんだよねぇ…。
近所迷惑クロール(と命名)は指先を丸くすると、そんなに波立たないこと。
水を掻きながら身体を捻ると掻く数が減る、ということがわかりました。
横泳ぎ競泳には蹴伸びがなかったように思ったけれど、
出来るようになったらドッチが速く泳げるもんなのかね( ・ω・)
いずれにせよ、なるべく競わないでイキたいものです。