時間:今朝。
状況:ヒトに酔うワタクシは平気な程度の混み具合。
場所:電車のドア付近。


1限の授業はないので、連結部分での体幹トレは出来ない列車に乗りまして、
あれはB'zのWAKE UP,RIGHT NOWであったか…がイヤホン経由で脳内に流れ込んでたとき。


立ててすりに掴まってた右斜め前のオナゴ様が、手元のウォークマンを操作した後
そんなに素早くないけれど、さりとてゆっくりでもないカンジでしゃがみ込む。


電話がかかってきて話でもしているのか、ドコでも平気で座り込む方は珍しくないので
特に気にせず、曇りガラスの向こうは風の街…なんつー風景を目玉に映していたのです。


終点も近くなってきた頃、しゃがんだオナゴ様に目をやると
立ち上がる様子もみられず、ワタクシの左隣にいたオナゴ様が彼女をジッと見つめている。


ん??と思って振り返ると、件の彼女の後ろに立ってる男性もジッと彼女を見つめている。


少なくとも2名の関心が寄せられているシャガミ女性は、ヤハリしゃがみ込んだママ。


          そして、終点。


2名は彼女をジッと見つつも、降りるドア方向に身体を向ける。
けれども完全に立ち去るわけでもないような、ヘンなカンジ。


シャガミ女性を注意して見ていなかったワタクシなので、彼女の肩を指先でトントンとやって
自分のイヤホンを片方外し、
「降りられますか?」と声をかけ
たところで、
漸く彼女を見つめていた2名は下車していったのだけれど…。


シャガミ女性が頷いたように見えたので、下車後、その辺にいた車掌さんに
「具合が悪そうな方がいたので」と話していたらシャガミ女性も降りてきたので
「あ、お騒がせしました。その方、いま降りてこられました」と報告して改札へ向かう。


シャガミ女性の顔色は優れなかったので、体調不良かなにかでしゃがみ込んだのか??と
そのときにウッスラ思ったけれども、耳から得られる情報を遮断している状態


不確かな情報を車掌さんに伝えたワタクシもよくないが、
一方で、イヤホンをしていなかった観察者2名も異変に気づいていたなら
見てるだけじゃなくて、ナニカシラ行動があっても良かったのでは??
と思いつつ
それでも何事もなくてヨカッタ!と思ったのでございますのよ 。