普段より行くのが遅くなってしまったホームプール。
先ずは更衣室へ荷物を置きに入ると、いつもご一緒させて貰うマダム達が
「アラー、これから?」「お父さんもネーサンも皆いたよー、私は用があるから帰るけど」
などなど、口々に声をかけてくださる。有難いことでございます(-∧-)
その中で校長先生は見なかったけどね、と誰かが言い、
今日は早く来て早く帰っていったよーと誰かが言う。
そっか。
今日は目の保養はできないのか。
校長先生は不在でも、横泳ぎオジーがいる。
あれま、この人もどれくらいぶりだろうか。
オジー:「あんたも1か月ぶりくらいだよねー?」
ワタシ:「えッ?!わたしはココは土曜ぶりですよ?」
オジー:「アンタの彼氏も長いこと見てねーて。今日は休みなん?」
ワタシ:「かッ、カレシ??!」
オジー:「ホラあの背の高い、アンタに水泳教えてる男ショさー」
ワタシ:「あぁ!先生は今日は早く来て早く帰られたそうですよ?」
オジー:「アンタの彼氏なんろー?アンタもスイスイと泳ぐけど
アンタの彼氏もキレイに泳ぐよねー?前は毎日ココに来てたみてらろも。
ここんトコ、へー俺も来ねなったスケ良ーワカラネけど、カレシ来てん?」
ワタシ:「うん、いらしてますよ?木曜と奇数土曜と日曜以外は用事がない限り」
オジー:「あのショ、何してるヒトなん?時々ヒトに泳ぎを教えてるねっかて」
ワタシ:「水泳を教えてらっしゃいますよ?」
オジー:「そういうトコに勤めったん?」
ワタシ:「いえいえ、いま現在水泳を教えてらっしゃるのです。
それで水泳教室がある日はココにはいらっしゃらないのですよ」
オジー:「俺もアノショみてにキレイに泳ぎてろも、一度教えて貰ってもナカナカ…」
校長先生が過去に、この横泳ぎオジーに頼まれて教えたことがあるのは知ってゐる。
ただ、横泳ぎオジーは校長先生の好みではない所謂“ヤル気を感じられないヒト”。
方法を提案・実演した後「じゃあ、やってみて?」というと
横泳ぎオジーは「トシだっけ」「腹が出てっけ無理」等々、
なにもしないで断り続けるので、教える張り合いがないようなのでございますね?
そんなワタクシも向上心は持ち合わせていないので、イツ振られるかは時間の問題。
ていうか、欲しい情報は本人から貰って( ´Д`)クレ。
話せない個人情報だってあるでしょうが、と腹の中でつぶやく。
サテ、一方でネーサンと常連父ちゃんとも話す機会がある。
ワタクシは反復練習の中で横バタバタ(サイドキックっつーの?)を取り入れているので
隣以降のコースのヒトの泳ぎ、というのを見ることがあります。
ネ:「わたし、あの先生に腰から下が沈んでるって言われたんさ。
キックも細かく蹴ってないから余計に沈むって言われてさー」
私:(o´∀`)o._.)ウン♪
ネ:「えー?!やっぱり??じゃ、ダメじゃん私。」
私:「細かく蹴ってないけど、それでユッタリ泳いでるようだから、いいな♪って見てた」
父:「アレだぞ。先生は腹筋を使えってよく言うぞ」
ネ:「私、腹筋がないのかしら」
父:「ネーサンは子ども産んでんだっけ、腹筋はあるんねんかー?」
2人の遣り取りを聞いて、校長先生から具体的に教えて貰える彼らを羨まく思う。
そこまでのレベルに到達するには何年かかるやら…???
私:「日曜の教室の後、泳法部のヒトからアンタのクロールは昔のやり方!って」
父:「どんげのやってたん?」
私:「自覚はないのですが、S字彎曲?S字クランク??なんかそんな名称の手で、って」
父:「おぉー(⌒▽⌒)アハハ!それは確かに昔のやり方だなー」
私:「その時はソレがラクだったし、速さを求めているわけではないので
昔のでも比較的最近のでもなんでもいーやって思ってたけど、混乱しちゃって」
父:「自由形なんだっけ自由に泳がせろって思ったわけだな?」
私:「や。全然ナンニモ考えないで、そのときラクに感じる腕の使い方をしてるだけ」
父:「なんだや、ソレww 自分ちっと適当過ぎるんねんかー?」
なんだかヨクわからないけれど、足の方がダメとは言われたことはないので
多分腕の使い方が良くないというか流行りじゃないというかなんだろーな( ・ω・)
水深の浅いところで立泳ぎをしてたら、横泳ぎオジーが「アンタ明日来る?」って。。
多分Maybeきっと恐らく何もなければ来るとは思うが、今日よりは練習させてね?って
ココロの中でチョッと思ったのでございましたのよ 。