午前休講だったので、気になってた部位の治療に皮膚科へ。


そこの待合室で本を読みながら呼ばれるのを待っていると
診察室からお嫁さんらしきオナゴ様と一緒に出てきたお婆さんが。


彼女は杖をついており、お嫁さんらしきオナゴ様から
「段差があるっけ、気ぃつけれって言ってるねっかて!」
「会計してくるっけ、ソコ座って待ってなせ!動かんねんよー、ジッとしてなせ!」
などと厳しめに聞こえる注意を、ハイハイと返事をしながら受けてゐる。


そして会計が終わり、オナゴ様が言う。
「ゼン払ろたすけ、帰るぜね!早よせーて。ほんに、のーれんだっけ!」


Σ(゚д゚)イヤイヤイヤイヤ…流石に杖をついて歩くような方にノロイってサー…と
本から目を上げると、お婆さんと目が合う。


ナントナクで、誰かと目が合うと頷きながら微笑んでしまうのだけれど
お婆さんにもウッカリそれをやっちまって「( ゚д゚)ハッ!叱られてる方にワタクシってば!」
内心焦ったのだけれど、お婆さんもニコニコしながら「ごめんください」会釈してくださる。


うん…なんだかドンマイっ、自分。。 。



話はガラリと変わるのだけれど…以下、あえてカラフルにしないです。

心の声はたくさん持っているのにその声を発することなく全てのコトを済ませてしまう友だちがいる。
声には出さないけれど頑として譲らないものを持っているとでも申しましょうか。


移動教室のときも「一緒に行こう」と声をかけておいたにも関わらず
サッサと自分だけで行ってしまい「一緒に行こうっていったじゃん」と言うと
友だちの中で別に思うところがあって先に行ったのだ、という返事があったり、
言い方を変えれば、友だちの中で自己完結しているものがあるのだけれど、
それに関わる発信がないために、我々の方がオカンになってアレコレ働きかけてしまう。
そんな図式。


冷静になって振り返ると、彼女のほうから働きかけがあったことは数えるほどしかない。
それでも精々で「途中まで一緒に帰ろう」といった程度。


本当に彼女が困っていたりするときは、なにかの期限ギリギリであったりとか
コトが済んでしまってからの事後報告に近い相談であったりとかで、
誰にもドーニモ出来ない事態になってから「実は…」ということバカリ。


伝えたい相手に届いてなければ、それは連絡じゃないんだよーッと言いたいけれど
彼女の場合は「日誌に書いておいたから、それを読んでないアンタが悪い」と言い返しそう。


そういうことが積もり積もって1年次からの持越し試験科目が多く、その殆どが国家試験絡み。
昨日の試験も彼女は周りが答えを教えてくれるのを黙って待っており、
自分で調べるとか、何ページで見た気がするとか、何講くらいで話してたとか
そういうことを一切しないで、機械的に周囲が言う答えをポチってるダケ。。


言っとくけど、ソレはあなたの試験であって我々の回答じゃないんだからね?!


いまはソレで良くても、将来的にソレでイケるのかどうなのかと考えたとき、
独り作業の仕事ならイザ知らず、連携を要する仕事に就いた場合、
現状だと難しいものがあるのではないか…などとオノレのことを棚に上げ
共通の友だちと、今後の彼女への対応も含めて協議したのでありますのよ 。


彼女自身、自分の将来像をどのようにイメージしているのだろう。


ワタクシ自身もどの分野でどのように働いているか、てんで見当もつかない有様。
重度の生活支援系は体力的に厳しいので無いだろうな、とは思うけれども。