宇多田ヒカル嬢の「A.S.A.P..」の歌詞の一部は自戒にピッタリと思った本日。


本日は1115時からの授業だったのですが、早めに登校して
教室でのんびり過ごそうかなーって思ってたのですよ。
学校があると思うと家にいたって落ち着かないし。


駅に行ったら、何故か次の発車予定列車時刻が乗ろうと思った列車の2本前の表示。
んんん???ダイヤ改正に電光掲示板が対応してないとかッ?!


なぁんて一瞬思ったけれど、構内アナウンスで何度も
列車の運休やら遅延やらをシツコク流しているのですね?


でー、時々そこに理由も挟まってきて分かったのが
「車内で急病人救護のため、○時×分の列車は運休。
 ×時○分発の列車が40分遅れで到着する予定です」
とのこと。
 

結局乗る予定だった列車の2本前の列車がホームへ流れ込んできたのが
お待ち申し述べること50分と相成り、普段ならガラ空きなハズの列車が
寿司詰めというか、圧死寸前というか、身動きが取れないので
どっかの中年男性の腕がハズミでワタクシの襟ぐりから胸元へ突っ込まれ
電車が揺れる都度、胸の谷間を手のひらで擦られるという、奇妙な不可抗力が働く。



急病人で遅延や運休の場合、損害賠償はどうなるのでしょうか。


本日の産経新聞に、考えさせられるコラムが。


「(略)先月、名古屋地裁で出た判決は、認知症の人を自宅で介護する家族に対して
 あまりにも過酷なものだった。平成19年12月、愛知県内に住む男性(91)が、
 線路内に立ち入り、電車にひかれて亡くなった。JR東海が列車遅延に対する
 損害賠償約720万円を要求したのに対し、裁判所は介護をしていた妻と
 協力している長男に全額の支払を命じた
のだ。
  事故は、妻がまどろんでいる間に、男性が家を出て起きた。
 認知症の人を24時間監視するのは不可能だ。そんな実態を無視して、
 “監督責任”を認めた判決は、遺族だけでなく、介護に関わる多くの人に
 衝撃を与えている。(略)」


ところで、損害賠償と言うけれど、遅延や運休で足止めを喰らうことは
人身事故や線路上の火災等でそれなりに経験がないわけではないけれど、
利用客側のフトコロにはビタ一文入ってこないですよね??


その辺のところ損害賠償額の決定の仕方や支払った先の使途等は
全体どのようになっているのだろうか( ・ω・)
とフト疑問に思った次第。