横泳ぎオジーが、ビート板でバタ足の練習をしており、
ワタクシはワタクシで自分のいつもの練習を繰り返しておったのですよ。


ビート板煽り足の練習を終えて、ビート板を置き、の体制に入ったそのとき。
オジー「ビート板使ってっけど、ズラねんてー。教えてくんねかねー?」と。


相変わらず意見を求める相手を間違ってるよなって思いつつ
オジーの為に校長先生を呼ぶのも心苦しいし、常連父ちゃんに至っては
「俺が声かけられたんじゃねーもん。オメが指名されたんねっかー」ケンモホロロ


初心者ですが、どうか気を悪くされないでくださいね、と断った上で
チラ見した程度で気づいたところを片っ端から申し述べる。


ワタシ:「男の方だからか、腰から下が沈みがちなので…。
     顔を水に浸けて蹴って貰ってもいいですか?真っ直ぐかどうか見たいので」
オジー:「ビート板使ってんだっけ、顔を沈めなくてもいいろ?」
ワタシ:「水平の状態で、どんなか興味があるので。お願いしてもいいですか?」
オジー:「はいよ~」
ワタシ:「相当力んでビート板に掴まってるんじゃないですか?」
オジー:「だって掴まってねかったらビート板が流れるねっかね」
ワタシ:「んー…ビート板の上に肘くらいまで腕を乗せて、下っ腹に腹圧をかけて。
     えーっと、オヘソを引っ込める感じとでも申しましょうか。
     それで、爪先を内股のハの字になるように親指と親指がこすれる感じに…」
オジー:「それさー、アンタの先生にも言われたけど、トシだっけ出来ねんてー」
ワタシ:「年齢を言い訳にするのはいつでも出来ます。大丈夫ですよ^^」
オジー:「出てる腹を、どう引っ込めればいいん?無理だろー?」


なにこのインボランタリー・クライエントっぷり!


そしてオジーってば、諦めた挙句、の練習をするワタクシの目の前で横泳ぐ。
それを見てると、差し手の戻しが速すぎて全然身体が伸びてない。


me :「彼の横泳ぎ、めっちゃ腕の戻しが速いですね!」
先生:「うん、速い」
me :「あれだけ忙しく手を動かしてると、足がゆったりしてるだけに勿体無い気が」
先生:「訊かれて教えてみたんだけど…まぁ、身体を動かすのが楽しければソレデ」


って、そんな遠くを見つめながら語らないで下さいましよう(´・ェ・`)
折角頼まれて教えても、我流で泳がれたら虚しいのではないだろうか、と
少しばかり心中お察し申し述べるも口には出さず。
キットそんなことは結構あったんだと思うし。。


me :「差し手は伸ばした方が距離、伸びますよね?」
先生:「うん!水抵抗が少ないからね」
me :「けのびも手を指で組んでたんですけど、手のひらを重ねるようにしたら
    2mは軽く延長が伸びて、いまチョッと嬉しいんですよー」
先生:「そうだろー?身体を細く纏めると水の抵抗が減るからね!」


よしよし。
校長先生が少し元気になってきたゾ♪
そんな話をしてるときに、横泳ぎオジーが割って入ってきて「じゃ帰ります」って。。
チョッとは空気を読もうよ( ´Д`) って思ったけれど、
校長先生もワタクシも気分転換に泳ぐことに専念(ていうか、そっちがmainのハズ)。


それにしても、結局は校長先生仕事人間だったんだなーって思った話。
本日の校長先生との初会話ρ(・・。) です。


me :「こんにちはー。今日、人身事故があったんですよー」
先生:「お!ナニ線だ?」
me :「羽越線ですね。新発田・中条間だったかな?その影響で村上行きが運休で」
先生:「世を儚んだか…」
me :「その場合、真夜中の貨物列車を狙うのでは??」
先生:「いや?昼間も結構あるよ?」
me :「通勤時間帯だと、結構メイワクですが昼間だからマダいいのかなぁ??
    うでもマグロ拾いは専門の係りがいたりするんですか?」
先生:「いや?保線の作業員が対応するなぁ」
me :「越後線なら納得なんですが」
先生:「越後線も昔は多かったね!」
me :「羽越線って、あんまり聞かない気が」
先生:「いや?多いよ?」
me :「吹きっサラシってのがポイントですかね??」
先生:「線路に侵入しやすいからなー。
    俺が聞いた話だと、死のうと予定してた列車に飛び込んだ人がいて。
    飛び込んで、その列車に撥ねトバされたんだけど、そこへ対向列車が来てサ。
    トバされた勢いで、対向列車の運転席の窓ガラスに足突っ込んじゃって、
    いきなり目の前のガラスに足が刺さってきて運転手が驚いた
って」
me :「それって、驚くというより度肝を抜かれるレベルでは??」
先生:「俺もその話聞いて魂消たて。自分の列車じゃねーてヨカッタてー」


ホカにも人身事故に関して、ダイヤの乱れの調整とか色々苦労話を伺ったのだけれど
水泳の話よりも、そっちの話の方をイキイキと語る校長先生現役時代の職業
国鉄・JRマンだったりするので、結局は仕事に生きてたってコトっすねってww


趣味を仕事にしている今と、仕事に集中する一方で泳力向上に努めてた過去。
どっちがドウということもないけれど、人に歴史アリ、です( ▽ )o〇O