先日、プール閑散期になるとボランティアで助言・指導に来られる方
「横泳ぎの練習をしてるなら教えてあげるよー」と声をかけてくださる。


ところが、その方ってば差手が左で掻手が右というワタクシと逆の泳ぎ方なのですね?
従って恐らく煽り足も反対…右足が平泳ぎで左足がクロール状態になるのでしょうから、
そんなんをその場でヤレって言われてもニワカに出来るものでもないし、
そもそもワタクシは校長先生に身を預けてゐる身。。


正直、この頃「教えてアゲル」系の方が校長先生不在時に限って寄ってくることが多く
往生している上に、その都度そんなに外野がワイワイ言うほど酷いのかと落ち込む始末orz


で、まぁ話は戻りまして、その方が「右が下だなんて決まってない」
「俺のやってる方が泳ぎやすいんだから遣り方を変えなさい」
と熱心に働きかける。


すっごく、すっごく嫌だったので「折角ですがオナカが痛くなってきたので」と逃亡。


校長先生には軽くmailでボヤいたけれど、内容については触れなかったので、
特に解決に至る返事は貰えないまま、本日を迎える。


実はカクカクシカジカで…と上記遣り取りを話すと、校長先生表情が険しくなる


先生:「それは違う。その人がどの流派なのかはワカラナイけど、
    日本水泳連盟では12の流派を公認していて、

    いずれも左が下になるなんて言ってない。
    元々日本泳法は武術からきてるから、左を下にしたら刀が抜けないわけだ」
me :「ん?…てことは、左利きのヒトは左が下になるんですか??」
先生:「いまでこそ左利きも多いけど、昔は左利きは少なかったからなぁ」
me :「右利きに矯正、ですか」
先生:「うん。だから、その人の言ってることは日本水泳連盟が認めている泳ぎじゃない」
me :(・∀・)ほう
先生:「非公認の流派についてはワカンナイけど、そーゆーこと」
me :「いやぁ、実際急に左右逆にしろって言われても対応出来ないので…」
先生:「うんうん。差手が右だから右が下!」


右が下なのは、そういう理由なのか。
テッキリ心臓を冷やさないように、とかその辺が考慮されてるのかと思いきや。


世の中夏休み。
プールも見ない顔ぶれで混んでいるので、煽り足の為の幅員確保が厳しい


そおそ。
校長先生指導の日本泳法教室のご案内が今日から発表になるんだった、と
その内容についても確認させて貰う…ウワサだけは耳に入ってくるので。


me :「9月からの教室の案内をパラパラ見てたのですが、年齢制限はクリアしてても
    25m泳げるって条件が…わたし、お椀なでなで(草)ですら25mイケないですよ?」
先生:「んッ?!日本泳法の話かね?」
me :(・_・。)(._.。)(・_・。)(._.。) ウンウン
先生:「25m、泳げっろー?なんでもいンだがねー。バタフライでもクロールでも。
    水深が深いから泳げないと何かあったときに危険だから、25mって言ってるだけ」
me :「じゃあ、背丈が足りてれば25m泳げなくても大丈夫ですか?」
先生:「極端に言えば、そう」
me :「あと、ヒトヅテで聞いた話なのですが、シンクロ入賞者が受講してるとか…」
先生:「誰が言ったか知らないけど、そんな人はいないなぁ!」
me :「も一つ不安なことを申し述べるとしたならば、2回休むと落ちこぼれるとか。
    秋は試験や学祭などでカクジツに3回はイケないので…」
先生:「大丈夫。落ちこぼれないし、おいてかないよ^^」
me :「そんな懸念があって、秋じゃなくて冬の教室を受講しようかなーって( ̄∇ ̄*)ゞ」
先生:「秋からにしなよ、待ってるから!」


つまりは秋も冬も春も、ズッと継続して教室に通ううちに少しは泳げるようになると??


殻付き世間知らずヒヨコはナンデモ鵜呑みにしてしまうヘキがあり、
チョッとした横槍にヒヨヒヨしてしまうだけに、校長先生という絶大なる存在に助けられております。


ワタクシが知ってる中で一番ココロ奪われる泳ぎをされる校長先生
県唯一の日本泳法範士でなくとも、教わる機会があるならば…と思ってただけに
いまの状態はカナリ幸せ度合いが高いですv( ̄∀ ̄*)