夏場になるとプールに現れる父ちゃんと話してたとき。
ゲートの見えるガラス張りの向こうに、校長先生らしきヒトの姿が。
私:「いま靴を脱いでいる彼って、ワタクシのお師匠さんでしょかね?」
父:「あー!そうだね」
私:「木曜日に先生にお逢いしたことがないので、昨日の確認をmailしたんですよ、今朝」
父:「待ってる教え子が居れば、先生もイソイソ来るこってーww」
むーん。
いらっしゃらない前提で確認メールを送り、それを読んだ校長先生が
「泳力向上に一生懸命取り組んでいる姿勢に感心しました」ということで、
日本泳法神伝流の入門編をコピーしたものを持ってくるという返信があって、
後日に期待してたのだけれど、それがマサカの今日になろうとは!
一緒に水から出て、更衣室前まで一緒に帰ったときに
校長先生から厚々とした長形3号封筒を頂戴する。
あれま、ご丁寧に宛名までッ。
入門編は古語で書かれてあるので、明日手話の筆記試験だし、
それは試験後の空き時間に拝読させて貰うことにして、
ホカに同封されていた、校長先生が新聞に掲載されたときのコピーや
校長先生が関係する大会や競技会、イベントに実際指導している教室の案内など
新潟水泳協会総会で報告されたとかいう、日本泳法部の事業計画書に
熱い書き込みが多数あって、普段の飄々たる風貌からは想像し難い感じ。
ここまで熱心にして貰うと、気持ちに応えたいところではありますが
いかんせん実力が伴わないのが初心者の切ない現状(´・ェ・`)
時間は少し戻って、常連父ちゃんと話してたのですよ。
私:「いやぁ。昨日の先生の熱血指導にはチト閉口したっつーか。
一緒にプールを出ましたけど、19時頃までズッと付きっ切りでしたよー」
父:「へー?!あの先生が熱血指導??…そりゃオメー、よっぽど素質あんぜー」
私:「素質があれば教えなくても伸びるのでは??」
父:「頼まれない限り教えないあのヒトが、自ら教えようとするってこと自体が珍しいぞ」
私:「それだけ目に余るのかなぁ( ▽ )o〇O」
父:「いやー、認められたんだてー。ヨカッタなぁ!」
校長先生の本当の気持ちは、校長先生ご本人にしか分からないわけですが、
それでも貴重な時間を割いて指導してくださるのはこの上ない有難さ。
そして、結局のところ一番気をつけないとイカンのは「腰」ミタイ。
それと伸びるときに爪先まで真っ直ぐに伸ばしきらないまま煽ろうとするので
伸びないばかりか身体がブレやすくなるとか。
実際ドザエモン化するし、ね...( = =) トオイメ
先生:「右手を枕にして、右目ギリギリに頭を水に沈めるんだよー」
先生:「まだアタマが浮いてる。もっと沈めて!」
me :「…右目が水没しました。。」
先生:(⌒▽⌒)アハハ!
クロールと一緒で、いつかある日突然気づいたらスムーズに泳げてた!って展開になるには
コツというか無意識に意識しないといけないところが多々あり過ぎて…。
ていうか、神伝流だけで30種類以上の泳ぎ方があるんだって( ´Д`)
近代4泳法って4種類ですよねぇ??
30種以上と知って、一瞬ココロが折れかけたけれど、楽しいし
この横泳ぎが多分クロール練習時にぶち当たる壁みたいなモンだと思えば
出来ないこともないのであろうと、きっとイツカは泳げるようになって
次へのステップにイケるって、校長先生と自分を信じて練習あるのみ!
ところで校長先生には釈明済みですが、ワタクシは向上心もなければ
だれかやナニカと競うことを好まない性分。
そんなワタクシなのに、普段いらっしゃらない木曜日にいらしてくれたダケでなく
点検・指導してくださったのが本当に嬉しく、有難かったです。