監視台に腰掛けてたオニーサンが監視をせずに俯いている。
ガラ空きの常連しか居ない夕方なので、目立ってナニカがあることは考えにくいけれど
チョッと気になると、慢性的に気になるというかで…。
一泳ぎして壁際に戻ってきた常連父ちゃん(以下、父)に
私:「彼、頭を上げることがないのですが、大丈夫でしょかね?」
父:「彼って誰だー?」
私:「監視の彼」
父:「うーん…あの人が周りを見てないのは確かに珍しいなー」
2人でジーッと視線を投げかけると漸く顔を上げるオニーサン。
でもスグに俯くオニーサン。
私:「具合が悪いのでしょうか?」
父:「いやぁ、大丈夫だろー?あの人は鉄人らもーん」
帰り際にオニーサンが居たので、具合は大丈夫なのかを本人に確認。
スルト、風邪症状は落ち着いたから大丈夫とマヌケな返事をするので、
座ってるときに俯いてたから気になったのです、と申し述べると
「あぁ、疲れが…。でもリポD飲んだから」と説得力の乏しい回答が。
それで、さっき常連父ちゃんが「鉄人らもーん」って仰ってたから
「何者なんだ?!」と腹の中で突っ込みを入れてしまった話をすると
「ホント、何者なんだ?!だよー。疲れてんのにさー」て。
明日の試験の心配もあるが、オニーサンも若いとは言えないんだし…と
「くれぐれもご自愛くださいね」と放ちつつ、気になってみました( ・ω・)ノ
私:「それにしても明日試験なのに、こんなトコ来て。どーしましょ。。」
彼:「大丈夫だよ、いまから寝ないで勉強すれば」
私:「ひどッ。IDとパスワードを教えるので代わりに試験受けてッて言ってもいいですか?」
彼:「いいよ?0点でも良ければ」
私:「いや、最悪Cで進級したいんで60点以上取って貰わないと」
彼:「…来年卒業?」
私:「いえ、4年次にはモウ1つの国家試験受験資格の勉強をするので4年行きます」
彼:「じゃあ、マダマダか…」
私:「試験が終われば実習があるから水泳教室も1日は休んじゃうし…」
彼:「どこに実習に行くの?」
私:「(自主規制)施設です。ダメ元でお願いしたのに、スンナリ受け入れOKで」
彼:「へー?良かったじゃん。甥っ子は今日はプールについて何か言ってた?」
ツヅク…。
珍しくオニーサンにしてはワタクシの内々の話に興味関心を示しておりました。
今日はいっぱい泳いだから疲れたけれど、キモチいいー( ▽ )o〇O