先週、なんとなく衛星放送のザッピングをしてたら

「マスターシェフ ~天才料理人バトル! 」というのをやっておったのですよ。

で、冒頭だけ観て面白そうだったので録画ボタンをポチったのです。


アメリカ版料理の鉄人…という程のものでもないのだけれど

100人くらいの素人料理大好き人間が集まり、自分の出場前に粗方下ごしらえを済ませ

自分の出番になったら審査員3名の前で仕上げをして食べて貰い

3人が、その料理を認めたらエプロンを貰い、とりあえず予選通過!みたいな番組なのですが…。


審査員は

ゴードン・ラムゼイ
1966年生まれ。スコットランド出身の、ヨーロッパを中心に世界で活躍する伝説の三ツ星シェフ。
テンションが高いことでも有名で、相手構わず暴言を吐くそのキャラが受け、
数々のリアリティー番組にもホストとして出演。
また、多数の著書も出版している。

ジョー・バスチアニッチ
1993年に自身の母親・リディアと最初のレストラン経営をしたのち、マリオ・バテリ氏と共同経営を開始、
ニューヨークでは、彼らのレストランは最も有名なレストランとして知られている。
その後、ラスベガスやロサンゼルスでもレストランを経営しその名は全米に広まった。

グラハム・エリオット
シカゴで初の“ビストロ的な”レストランを広めたグラハムは、確かな味を親しみやすい値段で提供するシェフとして話題になった。
33歳の若さで2004年の Food & Wine マガジンからベスト新人シェフとして紹介され、
また three James Beard のノミネーションも受けた。


ということで、アメリカで高名な方々のようでございます。

エリオットさん以外、割と判定は厳しめなカンジ。


しかし、この番組は色んな料理が出てきて面白いと言えば面白いけれど

テーマがこの時点で決まっているわけではないので、フェアではないとも言える。


ワニ肉のジャンバラヤでーす、なんていうおとっつぁんが出てきたり

料理を作るのに髪を纏めず、長いまま作ったり女体盛りでご提供、てな

衛生面でどーなんだか???という料理を作る方もいらっしゃいます。

アクセサリーじゃらじゃらなヒトとか、自分でもナニ作ったんだかわかってないヒトも居ましたねぇ( ▽ )o〇O


その中でエプロンを貰う人は貰い、ダメなヒトはダメなのですが

審査員の人々も評価のときは手厳しいことを言うのだけれど、エプロンを渡したあとは

出場者の料理に飛びつきワシワシ摂取する、というところも映ったりして、ソコは面白いです。


この審査員の食べ方を見ているとラーメンで言うなれば…という傾向が見えてきます。

グラハムさんはスープ派で、あとの2人は麺から食べる派であろう、と。


ンマー、ラーメンを料理する出場者も居ないし素材の味を活かす系のヒトも未だ出てこないけど

アメリカの食文化って、なんだか大味でアブリーなimageが払拭出来ないのは

この番組を見てても思ってしまうのでありますのよ。