居候というのは「じゅっかいの身の上」と申しまして、大概2階へ厄介(8階)になっております。

占めて10階(述懐)の身、ということだそうでして…ワタクシも例外なく2階の住民と化しております。


今朝

着替えていると、階段を昇ってくる音が妙に軽く、ハテ誰だろう?家人ではないようだが…と

少しばかり様子を伺っておりましたところ、ドアの外に人の気配はすれど、

ドアについてる磨りガラスの向こうは人影が見えず。


或いはモシヤと、の名前を呼んでみると小声で「うん」と返ってくる。


私:「ちょっとオバチャン、いまオバチャンに変身中だから待っててね」

甥:「うん…ぇぇぇええ?!


着替え(変身)終了し「お待たせ~」とドアを開けて甥と対面。


話は昨日に遡る。


除菌ウェットティッシュを交換して、封印シールをとりあえず胸に貼り付け茶の間に戻ると

甥が立っており「オバチャンの胸にあるのは何ですカー?」と聞いてきたので

「これは変身シールと言ってオバチャンに変身するときに使うシールなのです」と出鱈目を言う。


甥:「どうやんのー?」

私:「左腕をこうグッとやって、こう右手を真っ直ぐに伸ばして、こんな感じで…ヘンシーン!て、やるんです」

   (↑ その場で思いついたテキトーなポーズ

甥:「…こう?ヘンシーン!」

私:「ノンノン、左腕の脇はしめる。グッ。そうそう、そんで右手は斜め上から…」

甥:「オバチャン、こーぅ?」

私:「うーん…ま、概ね よろしかろう」


それを見てたハハ。

「子ども相手に変なの教えないでチョーダイっ。いい年して何やってんのッッッむかっ


うへーぃ。オカーチャン、すんませーん。てな感じで軽く遊んでたのですね?

だからドコまで信じてるかどうかは不明だけれど、甥にとってワタクシの姿というのは変身後であるという…。


ただ、そんだけの話ww