センセーも一緒になってワタクシも含む弁当組が教室でワイワイ言いながらヒルメシを摂取してたとき。


勉強熱心なオノコが自席に戻ってきてノートを広げたり教科書を広げたりしながら何か書いているので

ゴミを捨てに行くついでに何してんだろ?と覗いてみると…。


ソレハソレハ視覚的にも楽しめる素晴らしいノートになっていて、感心して見てたのですよ。


me :「ウワー、いいノートのとり方してるね!スゴイねぇ」

彼 :「いやー。家帰ってもヒマなんで、テキスト見ながら作ってるんですけどー」

          (略)

me :「うんで、いまナニやってたん?」     

彼 :「午前にやった演習を午後から発表するのにICFの見地も含めて原稿を書いておこうかと思って」

me :「あ、ICFッ?!…あのさーイチイチ作業するときに、

    理念を思い出しながらやってたら利用者さん転倒しちゃうよ?

    あんまり難しく考えないほうがいいんじゃないの?所詮は人付き合いなんだし」

彼 :「yutahaさんは介護経験があるんですよね?体位交換も上手だし」

me :「や、全然ないから!上手に見えたのは練習したからだよ~」


そこへセンセーもゴミを捨てるべく我々の前を通過しかける


先生:「アラー、可愛いノートねぇ~」

me :「すーごいですよね。見入っちゃった。あ、で、チョッと我々の見解を聞いて貰っても良いですか?」

彼 :「介護って、ICFの考えに基づいてやってるじゃないですかー。俺はソレを活かした正しい介護がしたいんですよ」

me :「でも、そんなん意識してたら仕事の手が止まるって話をしてたんですよ。

    理念も大事だけど、基本人付き合いの延長でしかないって言ってたんですけどね」

先生:「うん、そうね」

彼 :「だけど自分から理念を取ったら実習に出るときに施設の方に迷惑かけちゃうから」

me :「下手に頭デッカチになって理念を説くヒマがあったらシーツの1枚でも交換してこいっつー話じゃないの?

    あんまり難しく考えないほうがいいと思うよ?10人居たら10通りの介護が必要なんだし」

先生:「そうそう。理念は理念で捉われすぎないほうがいいよね」

彼 :「…俺、施設向きじゃないのかなァ?利用者さんを家に帰す介護がしたいんですけど」

先生:「それを決めるのはマダ早いわよ」

me :「家は家でマタ色々とあるし…」

先生:「ヨメシュートメとか親子間のカクシツとか…」

me :「施設に預けてモウ帰って来ないからって安心して自分達の生活を取り戻そうとする家もあるし…」


ここでセンセー、激しく頷く。

センセーとワタクシでヾ(¬(ェ)¬ ) ダネダネってやってると、問題の彼はソレに反比例して戸惑うので


「“介護”って意識するからややこしくなるんだよ。あたしも一緒に学習してる身だからエラソーなことは言えないけど

 結局対人関係を円滑に運ぶことが出来れば、あとは付き合う年齢層を広げていけばいいわけであり。

 自分の両親。それからその友達、友達の子供とかと幅広く係わっていくことで自然と理念が追いついてくるって」


なーんて簡単に片付けようとしたら、センセーも激しく同意してくださったので安心しました♪


以上、「なんでも深く考えすぎると疲れてしまう」というシンプルな話( ・ω・)ノ


あ、会話の内容が字面的に結構キツイですけど、3人とも笑顔で和やかに話してたので無問題です^^