カワサキ明石工場見学&ついでにカワサキワールドツーリング | 新型Ninja250(EX250L)/ニンジャ250(2013)のブログ!カスタムにツーリング、そしてサーキットも。

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主に2013年発売のNinja250について、カスタム等々に関することを書いてます。Ninja250そのものだけじゃなく、カスタムパーツについてもインプレを自分のわかる範囲で書いていこうと思います。

 朝5時半に起き、7時7分ちょうどに出発し向かったのは、日本列島のほぼ中心、明石市。その明石市には川崎重工の明石工場・49万平方メートルの敷地が広がっている。戦中は戦闘機なんかも作っていた工場だけど、今はバイクやATV、ジェットエンジンやロボットなんかも造っている工場で、カワサキの技術開発本部なんかもある。
新型!Ninja250SpecialEdition(2013)の日記。カスタムにツーリング、そしてサーキットも。-カワサキ明石工場
 さて、この明石工場には10時前には到着することができた。まず最初に案内されたのは研修センター。ここでは会社説明会や新人研修で見るような川崎重工の説明ビデオを見た。だいたい15分ぐらい。そのあと、いよいよ工場見学。今回見学するのはバイク関係で、バイク組み立て工場、エンジン製造工場、部品補給センターの順番で見ることとなった。時間はおよそ1時間半。残念ながら工場内での写真の撮影は出来なかった。

 まず最初はバイク組み立て工場。ここでは今日はKXとW800、四気筒スポーツモデルの2本のラインが稼働していて、クルーザー用のラインもあった。工場内は部品の搬送車が多く行きかうほどの広さであるものの、この工場を言葉で言い表すならば、大きな町工場って感じかな、良い意味で。ちなみに今日はあまり多くの人が働いていたわけでなかった。それもそのはずで、バイクの生産のピークは毎年冬12月から2月だそうだ。そして、毎月生産された90パーセントは欧米向け、10パーセントは国内向けの生産比率で、欧米向けにはそれ用の梱包をして明石港から出荷されるとのこと。今月の生産台数は6000台の予定で、車種にもよるけど、一台あたり40分で出来上がるとか。フレームとかの溶接や塗装もここでしている。きちんと防腐塗装されているので安心。

 次はエンジン製造工場。俺らが見たエンジン部品はもうすでに形にはなっていて、それに加工を施し、組み立てる場所みたい。工場に入った瞬間に変わったにおいがした。多くのコンロッドやカムシャフトなんかが整然ととりやすいように箱の中に並べられており、いかにも製造工場といった感じ。でも、大きな町工場の雰囲気はある。ここで出来上がったエンジンはバイク組み立て工場へと構内専用のトラック(いすゞ?)に載せられて運ばれる。

 最後は部品補給センター。ここは、部品そのものの注文があったときに配送の中心となるセンターで、14万点ものパーツがあるらしい。ここでは大きなパーツは機械によって、小さなパーツは人の手により効率よく梱包され間違いのないようバーコードで管理し配送される。パーツを注文した翌日にはバイク屋さんに届く、それはこのセンター無しではできないことだ。
新型!Ninja250SpecialEdition(2013)の日記。カスタムにツーリング、そしてサーキットも。-カワサキ明石工場2
 工場の見学は1時間半程度、簡単にしか書けなかったけど、とてもいい経験だった。また機会があれば来よう。お土産にハンドタオルとボールペンをいただきました。

 早く終わったので、帰り道の途中にあるカワサキワールドに立ち寄ることになった。訪れてまず目に入るのが磁気推進装置を搭載したヤマト1。でもカワサキは生産の担当ってしてたかな?
新型!Ninja250SpecialEdition(2013)の日記。カスタムにツーリング、そしてサーキットも。-磁気推進装置実験船やまと
 ちなみにこの推進装置は「レッドオクトーバーを追え!」でソ連の戦略原潜タイフーン級の脅威の無音推進装置として登場するが、実際に実用化したのは世界でこの一隻だけだったと思う。
 
 カワサキワールドの入場料は大人500円だったと思う(自分で払っていない)。中に入ると、船とかヘリコプター、鉄道なんかもあるけど、もちろん向かったのはバイクのブース。現行モデルの数車種もおかれており、跨ることもできる。当日は中学生の遠足?で、男の子も女の子もバイクに跨り記念撮影していた。ちなみに俺的にはこれに跨りたかったけれど…。
新型!Ninja250SpecialEdition(2013)の日記。カスタムにツーリング、そしてサーキットも。-GPz900R
 一通り歩いたら屋外に休憩所があり、バイク談議に花が咲いた。また、ここから見れる景色もけっこうよかったりもする。
新型!Ninja250SpecialEdition(2013)の日記。カスタムにツーリング、そしてサーキットも。-カワサキワールドから
 それにしても、今日は満足できた休日だった。カワサキの工場見学なんてめったにできないけれど、機会があればぜひ行ってみてください。自分のバイクが生まれた場所、もしくは開発された場所を見に行くというのは、バイクにとって里帰りじゃないんでしょうか。