良かれと思って言ったのに、相手との距離を感じる
 
良かれと思ってアドバイスしたけど、それをやってくれない
 
 
ありますよね。
これってどうして起こるんだと思いますか?
 
 
友人、恋人、夫婦、同僚、親子など、
 
自分が接する身近な人が、自分とのコミュニケーションによってその人らしさが発揮されて、自発的にやる気を出してくれたら 、嬉しいですよね?
 
逆に、良かれと思ってやったのに、自分が言ったことや接した結果で、その人らしさを閉じてしまい、やる気を無くしてしまったら、嫌ですね。
 
 
部下を持つ管理職や、リーダー、経営者も同じですよね。
 
 
人生を豊かなものにするために、コミュニケーションは大きな影響を及ぼします。
 
 

その証拠に、実は、頑張っている人ほど、人間関係の悩みにぶつかることが多かったりします。何かの成功を成し遂げるには、人の力を借りることは必要不可欠ですからね。
 
また、アドラー心理学では、
「すべての悩みの元は人間関係である」と言い切っているほどです。
 
 
と、ここまでは誰もがなんとなかくわかっていることだと思います。
 
 
では、一体どうすれば良いのか?
 
 
人が自発的にやる気になって力を発揮するときは、
 
 
自分が大事にしたいことをことを大事にできているとき(価値観)

自分が行きたい方向に向かっているとき(ビジョン)
 
 
です。
 
 
価値観とは、こだわりや人生で大切にしたい考え方のことです。
 
ビジョンとは、なんの制約もなかったら本当はどうしたい、どうなりたい、という理想像です。
 

 
そしてそれを実現したり、現実的にその要素を大事にしながら生きるために、
 
現実的にこの方法ならできそうだ!
 
と思えたとき、人は勇気が湧いてきます。
 
 
つまり、
その人の「価値観」「ビジョン」を聞き出し、
そして現実的に「できそう」と思わせること。
 
これができると、人は驚くほどワクワクとモチベーションを高め、力を発揮するわけです。
 
 
だけど、問題はどうやってそれを引き出すか、ですね。
 
プロのメンタルコーチもやっている、誰でも今日から簡単にできるやり方をお教えします!
 
 
 
 
その極意は、
 
 
 
 
「決してわかった気にならない」
 
 
ということです。
 
 
この意識を持つだけで、かなり変わります。
 
 
私たちは、驚くほどに人のことをわかった気になっています。
 
そして、意識しなければそのことに気づきさえしません。
 
 
 
僕は会社員時代に上司から、
 
「こう考えてるんでしょ?だから○○なんだよ」
 
と言われたことがありましたが、そんなことはまったく考えてなかったです。
 
 
他にも、とある管理職の人が、
 
「あいつは○○さんのようになりたいって憧れてるんだよ」と言っていました。その後、僕がその本人と話す機会があったのでじっくり聴いてみたら、まったく違う人に憧れていることがわかりました。
 
 
また、
 
「あいつはやる気がない」
 
というよくありがちな言葉も、わかったつもりになっている決めつけです。
 
正しくは、やる気がないように見える、やる気がないんじゃないかと私は思っている、ということです。
 
 
このように、わかった気になって決めつけてしまうことが本当に多いのです。
 
 
わかったつもりになって決めつけることには、2つのデメリットがあります。
 
 
① 人のやる気を上げるコミュニケーションが取れない
 

 
実際は思い違いのことが多いためです。
 
相手の『価値観』や、『本当はどうしたい』を間違った認識のままアプローチしたり、コミュニケーションを取ったりするわけですから、ニーズとずれたアプローチをしているわけです。だから当然、期待する効果や成果を生み出すことが難しくなります。
 
 
もう一つのデメリットは、
 
② 信頼関係が損なわれる
 

ということです。

 
自分の認識が正しかったかどうかということが重要ではないんです。
 
わかった気になって決めつけてくる相手と、
 
関心を持って理解しようと白紙の姿勢で聞いてくれる相手。
 
あなたならどっちを好きなりますか?
 

 

という話です。

 

 


 

 
 
だから具体的にできることは、
 
① わかった気にならないという意識を持つ(思い込みがあることを意識する)
 
② 相手が言ったことに対して、「それって〇〇っていうこと?」とか、「〇〇っていうのは?」と、質問をして具体的な中身を聞く。
 
③ シンプル、かつストレートに、「〇〇についてどう思ってる?」と投げかけてみるのも、とても有効です。
 
④ 「それはどうして?」と聞いてみる。
その理由が、その人の”価値観”であり、”こだわり”であり、”やる気の源泉”です!
 
 
これらは、わかったつもりになっていたらしていない質問のはずです。
 
 
コツは、
・相手に興味関心の気持ちを持つこと
・同じ目線で話をすること(≒上から目線)
・評価、ジャッジする意識をできるだけなくし、白紙で聞くこと
 
これらは、プロのメンタルコーチが心がけていることです。
 
こうしたやり方、姿勢で接すると、
それまでには聞けなかった(知らなかった)ことが相手の口から出てくるはずです。
 
そして、相手が「大事に思っていること」、「本当はどうなりたい」、ということに合わせたアドバイスをすれば良いのです!
 
 
過去のエントリー『上司がいくら言っても部下の行動が変わらない』も参考になります。
 
 
ほんじゃ、また!

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・・・・・‥‥‥‥‥‥………………
~コーチングセッションのご案内~

 

仕事で、家庭で、プライベートで、人生で、

・実現したい夢がある

・達成したい目標がある

・解決したい悩みや問題がある

という方

 

コーチングで前に進んで行きませんか?

 

実践的なアドラー心理学の理論を取り入れたコーチングで、
「人生の主人公として、本当に望む人生を自分で選択し実現する生き方」をサポートします。

今の状態から変容していきます。


まずはぜひ体験セッションで、ほんの少し人生を望む方に変えてみませんか?
安価で通常と同じセッションを受けられます。

【お申し込み、料金表】

 

<お申し込みフォームはこちら>


 料金表はこちら

 体験談はこちら

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・・・・・‥‥‥‥‥‥………………