レンタルビデオ店の更新に
DANさんについて行き
1本無料になるから
何か借りよう
って事になり
洋画の趣味は
合うんだけど
邦画の趣味はなかなか厳しく
迷いに迷って
手に取ったのは
「護られなかった者たちへ」
2年くらい前の
映画館に行こうか
悩んでしまった作品
その後
日本アカデミー賞で
最優秀助演女優賞を受賞したのが
まだ20歳くらいの
私の好きな女優さんだったので
やっぱり観に行けばよかった
って
思ってた
でも
なぜ映画館へ行かなかったかと言うと
それは
東日本大震災を描いた
とても重い内容だったからで
実際観て…
重かったです💧
非常に
しんどい内容でした
何もこんな
心身ともに疲れてる時に
観なくても〜
と思ったけど
それはそれで
意味があるのかな💦
って
選びました
平日の夜だったので
DANさんは
30分ほどしたら
寝落ちて
時々薄らと観てたくらいだったけど
私は
ずっと一歩も動かず
一気に観ました
あの時
きっとこんな事
たくさんあったはず
そう
思いました
震災での傷跡は
まだ
まだまだ
ずっと
一生消えないんだろう
そこで過ごした方達の思いが
迫ってくるような映像でした
その場面の中に
私達が
昨年の8月に訪れた
石巻市の海岸が映っていて
同じ場所に立った事が
懐かしいような
怖いような
なんだか
ざわざわする感じになりました😥
平穏な明日が
同じように来ると思って
みんな暮らしているけど
明日が来るかどうかも
わからない世界に
誰しもがいるんだ
と
思い知る
命を繋ぐ極限状態での
人の本能や
良心と保身との狭間で
揺れる弱さと
向き合わなければならなかった
どうしようもない現実を
丁寧に残酷に
描いた映画でした
最後のシーンで
映された海が
いつまでも記憶に残っています
護れなかったもの
護りたかったもの
失い
傷ついた
あの日の
あの人達に
かける言葉はない
でも
忘れないで生きていく
それくらいはできるから
だから
この映画を選んだのかと
なんだか腑におちた夜でした
これから先も
時々こうして
向き合う時間を大切にしたいです
まもなく3.11
