去年の今頃は福島にいました


いま
静岡にいて
毎夜
放送されるあの日の特集を
時に泣きそうになりながら
観ている


福島には3年半くらいいたけれど

その間も
もちろん復興の途中で

その後もいろいろな災害にも見舞われ


あれほど傷ついてきたのに

私が出会う人は
みんな優しく笑ってた


知り合った人達は

いろんな気持ちを心の奥底に抱いて
なかなか見せてはくれなかったけど

時折

生易しい感情で
触れてはいけない世界に

いろんな濃さの闇のような渦に
触れることは
やはりあった


戦争も
災害も知らずに
平和に生きてきた私には
きっと何も理解はできない


まして
生まれた街を何も持たず
急に離れて
それっきり二度と帰れなかった人の
悲しみなんて
わかるはずもない



今日帰ってくるはずの
明日会えるはずの人が
一瞬でいなくなった


そんな現実を
どれほどの人が受け入れられたのか


きっと今も
何ひとつ受け入れられず
苦しんでる人はたくさんいるんだろう


つらくて
つらくて
苦しくて


私達はただ
遠くから
それをみていることしかできないけど



それでも今の私は


泣きたいほど切なく

福島が愛おしい


行きたくない
なんて
転勤前はさんざん言ったのに

って
DANさんは笑うけど


本当に
福島が好き


何の縁があったのか
言いながら
やってきた私達

でも
そこで過ごした数年間は
きっと意味があると
いま思える


3.11
どこへでも行ける明日なら
私はきっと
福島に行ってたと思う



何もできなかった10年を
心から悔いるために


明日は
希望の明日ではまだない被災地


そこに立つことはできなくても

ただただ
遠くても

これからも福島をみています