昔よく読んでました
松本清張さんの小説
取っ掛かりは名作「点と線」
私が住んでいた街が出てくる事もあって
何度か読み返してみたりした
ミステリー小説
それから色々な作品を
手当たり次第に読んだ
ちょっと大人の
暗い影が立ち上るような内容で
爽快感とは遠い世界
トリックがすごくて
でもそれを徐々に紐解いていく過程が
面白かった
そんな中でも
何度も映画やドラマになった
名作「砂の器」
またこの春リメイクで
ドラマ化されたのを
観てみました
現代版なので
設定が大きく変わっていて
ドライな感じの仕上がりでしたが
根底にある人の業や
やり切れない理不尽さへの怒りが
描かれていて
やっぱり辛い話でした
でも罪を犯す人の
どうしようない心情が
きちんとわかるように
その背景が説明されていて
もちろんそれは
どんな理由があったとしても
許されない罪だけど
簡単な理由や
わがままな欲望で
人を傷つけてしまう
現代の有り様とは全然違う
今は
本当に
そんな理由で?
って事件がほぼ毎日起こっていて
社会が病んでいるって
その一言で片付けていいものか
いつも考えてしまう
50年以上前に書かれたこの話が
何度もリメイクされるのは
それはビジネス的に
色々あるとは思うけど
ここに描かれている苦悩や痛みを
もっと感じて欲しいって
警鐘を鳴らすような
そんな内容の原作です
深くて辛い話です
素晴らしい小説家さんだなぁと
やっぱり思いました
