大好きなドラマがあった

原作は読んだことがない

先にドラマを観てしまったので
なんだか読めなくて💧


とても重たい話でした

父に依存してた母と子供2人が
ある日突然
家を追い出される


小さな町で
裕福な日々は一変し
食べていくこともやっとの暮らし
自分達が住んでいた家に
やって来た若い愛人から
食べ物を分けてもらう

プライドも誇りもズタズタに
されながらも
狂気に満ちていく母と
たったひとりの弟を
守っていこうとしてる姿に
胸が詰まった


彼女をそばで
そっと支えていた同級生と
巻き込まれた事件で
いつか2人は離れて

社会人になって再会
そしてまた事件がおこる


ミステリー小説だけど
それぞれの
若者の複雑な生い立ちが絡んで
本当に秀逸な作品だったと思う


その時の主題歌は
とても切ない詞で

ある日不意に街で聴こえたりすると
思考が止まるほど
心が揺さぶられる


あの話の主人公ほど
綺麗でもひたむきでもないけど

いろいろな事をやり過ごして
大人になっている私は


もう少しだけ頑張ってみて
きっと幸せな事もこの先に
あるはずだから
って
祈るような気持ちで思っていた


それが自分の選択に
よるものでなくても

辛いことも
苦しいことも
どうしようもなく降りかかる時がある


それでも必ず
どこかに光はあるって
私自身の抗えない人生の理不尽を
振り返りながら
祈って見ていた

けれど
ドラマは最後まで辛い内容だった


こんなに一生懸命に生きた女性が
自身の人生の終焉を
若くして身支度していく姿が
静かに描かれていた





ドラマゆえの
前半の怒涛の不幸責めのシーン

それでも

あの時
死んじゃえばよかったと
そんな台詞は一度もなかった

いつも
前を
先を
見ていた主人公の強さに
救われた人は
きっとたくさんいたと思う


辛い人生の中でも
守りたい人を

例えどれほど好きでも
離れてゆくしか守れないなら
凛としてそれを選べる

その強さに

人間のレベルなんて
年齢では決まらないと思った


もちろんドラマなので
元々は小説の話なので
なかなか現実には
そう強くは
人はいれないものかもしれないけど


そして
現実はもっと過酷で
凄まじく救いのない世界で
満ちている事を

今は画面を開けば
簡単に手に入る情報で
私達は知っている

それでも

生きていれば

それだけは
最後まで
自分で諦めないでいれば

その先にまた
何か違う世界があるかもしれない



生まれてきたのは
死ぬためだと
法要の席で話された住職の言葉を
ずっと覚えてると言ったのは
父の法事の時の妹

何もかもが決められているなら
その時まで
少しでも笑って
小さな幸せを探しながら
生きてみて欲しい

たどり着く世界は
誰にもわからないんだから…


今日ふとあの曲を聴いて
思い出したお話です