その人はいつ会っても
細くて
手足が長くて
その体型をずっと維持できてるのが
とても羨ましい

久しぶりに会ったけれど
外見も中身も
話す口調も
なんにも変わってなくて
その安定感が
博多へ戻って来たことを
実感させてくれる

博多での短い時間の中
家が近い事もあり
彼女のお迎えつきに甘えて
息抜きのランチに行く

更に甘えて
家の模様替えの買い物にも
付き合ってもらう

お陰で博多の家のリビングを
涼しげな夏仕様に変えるラグを
買うことができた

ランチの間も
お互いの家族のことを中心に
親戚の事まで話してくれる
そして自分でも驚くけど
彼女の縁戚関係が
もう私の頭の中に
だいたい入ってしまっている

お姉さんの旦那様の事
彼女の旦那様の兄弟
そのお嫁さんの事
家族構成や今の状況


なんだかそれは
私まで遠くの親戚みたいだなぁ
って笑える

私はこの年になって
ほとんど親戚付き合いがなくて
あまりになさ過ぎて
その煩わしさがわからない

冠婚葬祭にもほとんど関わる事が
ないので
彼女の話を聞いてると
大変そうだけど
面白そう

まるで昔から知ってるような感覚で
彼女の親戚の方々の話を
帰省するたびに聞いてる気がする

そしてそれは話だけではなく
親戚同士のおつきあいみたいな
素敵な
ふるさと小包が時に届く事もある

彼女のお姉さんからの
おすそ分けで頂く
熊本名物のこっぱもち

お芋の餡を練りこんだ
その素朴な味が大好き



ビニールに小分けして
送ってくれる冷凍のお餅を
もったいないから少しずつ食べる


甘くて柔らかくて優しい味のお餅


年の始めにいつもおすそ分けして
貰ってたけど
だいたい3月頃にはなくなって
今年はもう食べれないと思っていた

だけど今朝
バタバタと帰省の支度をしてたら
空港まで送りますよ
って連絡をもらい
お言葉に甘えて乗せてもらったら

車を降りる間際に
また
こっぱもちのどっしりとした包みを
渡してくれた

そんな彼女に返せたのは
お家にあった
ほうじ茶風味のどら焼きと
桃の紅茶ラテのスティックだけ

今日は彼女の誕生日だって言うのに
まさか会えるとは思ってなかったから
お一人様分のオヤツ程度のお祝い

なんだかね
不義理な親戚でね
申し訳なくて

別れ際
急にぎゅーっと
その細い身体を
抱きしめたくなっちゃって

ハグしちゃう?
って聞いて
ギュっとしてきちゃいました

お誕生日おめでとうのハグ

50代おばはん同士のハグなんて
キショい以外の何ものでもないけど

そこは空港ってシチュエーション
まるで今生の別れってテイで
勢いつけて
やっちゃいました🌀


これからも頑張って
って気持ちを込めて



いい事も悪い事も
いろんなことを経験しないと
わからないことがいっぱいある

谷に降りないと山は見えないように

上り下りがあるから
人生は面白い

この夏
新しい街でスタートを切る貴女に
なんでも楽しんで欲しいから

遠くからずっと応援しています