琥珀色の透き通る液体
紅茶のように見えますが
珈琲です
それは
週末の午後
偶然見つけたカフェでのこと
その小さな建坪のカフェに
DANさんは急に
立寄りたくなったらしく
そんな時の私は
たいてい嫌な予感しかしないんだけど
とりあえず入ってみました
もしも珈琲一杯1000円とかだったら
笑うわぁ
こんなとこで
って言う私に
もしそんなことあったら
払っちゃるたい
って返したDANさん
というわけで
DANさんの奢りになったカフェ代
小柄なマスターさん1人で
回していて
カウンターとテーブル席が3つの
こじんまりとしたお店
どこもかしこも珈琲が
とにかく美味い!
こだわってるんです‼︎
間違いない店なんです⁈
感がハンパない
メニューを見て迷う私
知らない名前の珈琲だらけ
どれも高いし苦そう
元々苦い珈琲は苦手で
行きつけのお店では
薄めでお願いしてる
困ったなぁと思いながら
メニューをめくると
大好きなココアがあったので
ホッとしてそれをお願いすると
マスターさん曰く
それは仕方なく
美味くもないけど
珈琲飲めないとかいう人の為に
置いてるメニューだよ
って
サラっと言われ
DANさんと目配せしながら
苦笑い
珈琲好きなDANさんは
自分にとって無難な銘柄である
マンデリンを注文すると
ん〜🤔マンデリンもいいけど
濃いめが好きなんでしょ?
ってマスターさんが切り返す
そしてここから怒涛の珈琲愛を
延々と聞く事になってしまった
豆の種類やら輸入の仕組みやら
流通してる中でも
ほんの一握りの本物の豆の話
とにかく熱い💦
本まで出してきてくれた
そして結局
私は割とあっさりしてるというモカ
DANさんはコスタリカって銘柄の
深煎りを注文
というか
そうなるしかない流れに😑
そして挽いてくれた豆を
点てる前に持ってきてくれて
同じ量なのに
深煎りとそうでない場合の
水分量の違いから膨らみ方が違う
説明を受け
香りを楽しませてくれた後
時間をかけて淹れてくれました
モカは薄めの茶色
そして香りはびっくりするほど
フルーティで爽やか
確かに美味しい
苦味なんてどこにもなくて
今まで飲んだことのない珈琲
しかし結構なお値段なのに
カップ6分目
そしてぬるい💧
温度に戸惑う私に
ぬるいでしょ?
うちの珈琲
本物の珈琲はぬるめで初めて
味がわかる
冷めていく度に味も変化するから
それも愉しんでくださいね
って
うーん😞
それはいいけど
その後の話がこれまた凄い
どこの店も熱々の珈琲を出してるのは
偽物だから
酸味があるとかいうのは
豆が腐ってるから
苦味は煎るのが下手だから
って感じで
コンビニの100円珈琲についても
けちょんけちょん🙄
毎朝出勤途中に
コンビニで珈琲買ってるDANさんは
またしても微妙な苦笑い
しかしDANさんも私も
根っからの褒め上手
否定は決してせず
ヘー!ホー!
って与作みたく
相づちしてるもんだから
心の底から共感してる風に
多分見えていたと思うなぁ
冷めていく珈琲を
ちょこっとずつ飲みながら
美味しいね
って言うたびに
マスターさんは本当に嬉しそう
わかってくれる人が少ない
って言ってたけど
そりゃそうだろうなぁ
ひと口飲むたびに感想求められると
味わうどころか
どこに入ってくんだかわかんない
それでもDANさんは
苦めのその珈琲は久しぶりに
本物って味がしたそうで
救いはそこだけ
ちっともリラックスできず
緊張感漂う時間を過ごし
帰ってきました
きっと本物だったと思う
豆も淹れ方も
思えば
珈琲が苦手な私が一度も水を飲まずに
しっかり最後まで飲めたのは
初めてだから
でもでも
どうにもキャラが濃い!
後からやって来た常連さんも
オーダーしたコロンビア豆
よかったら香りのおすそ分け
って挽いた豆の匂いかいでいいよ
とか
ちょっとついていけない流れ
私なら
自分がこれから飲む珈琲豆に
知らない誰かが鼻近づけるとか
ムリー😣
帰りの車の中
美味かったなぁって
言ったDANさんに
また行くの?
って聞いたら
しばらくは行かないなぁ
って答えに
そうだよねぇって激しく同感💦
こんなコアな世界
久しぶりに経験しました🌀
とにかく濃い‼️


