5年前の北部九州集中豪雨災害の時
由布院経由で別府へ向かう為に
日田にいました

雨は少し降ってはいたけど
特に警報も出ていなくて
よく別府に遊びに行ってた
友達の案内で温泉旅行に
出かけて来たその日

車と並行して流れる川が
本当に突然茶色の濁流に変わり
あっという間に
道路に溢れ出すのを
呆然と見ながら
どちらへ走って行けばいいのか
わからず
友人の運転する車の助手席で
なんともいえない焦りで
冷や汗をかいてたのを思い出します

最初は
先に進むのを躊躇っていた私に
慣れた道だから大丈夫だと
ハンドルを握ってた
いつも冷静な彼女も

本当に危ないよ
どうしよう
って
さすがに青ざめて

道の先々で警察や消防の方々が
通行止めの看板を立てておられて
遂には川のすぐ横を
走るしかない橋の上で
立往生してしまった

このまま進むべきなのか
引き返せるのかもわからない

そこへバタバタと
地元の消防団と思われる方が
走って来てくれて
雨の中息をきらしながら
迂回路を教えてくれた

まさかこんなに急変するとは
思わなかった私達
認識の甘さに何度も謝ると

水かさが増したのが急すぎる
とにかく急いでここから離れろって
言い残してまた走って行かれました

その後は無我夢中で
甘木までの道をひた走り
結局そこで急遽ホテルを取り
避難しました

翌日のニュースで
私達が進もうとしていた
道の先が崩落して
家が流される映像を観て
2人して言葉を失い
ニュースを観た
子供達にも心配をかけてしまった
とんでもない旅行になりました

私達でさえ
そうだったのだから
あの地元の消防団の方のご家族も

その地域に
知り合いがいる多くの方々も
どれほど心配されていたか

そして再び今回の
怖ろしい被害状況に
今もきっとたくさんの方が
大変な思いをされている

隣接する福岡の友人も
近くにいても何もすることは
できなくて私も祈るだけだと
言ってたけれど

詳細な情報が入ってくるたびに
しばらくは動けないほど
気持ちが塞ぐ

いまだ大変な状況は続き
被災された方々とは
比較にならないけれど

たくさんの私の友人も同じように
心を痛めていると思う

近くても
遠くても
案じるばかりで…

やっぱり
うまく言葉にできない

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