福岡のマンションにワンコと
別の建物ですがこんな感じのとこね
住んでる妹がいます
これはつい最近
その妹から聞いた話
そのマンションは間取り的に
とても広い物件ですが
築年数はかなり古く
5階建のエレベーターなし
階段が3列あり
フロアに二軒ずつ部屋が向き合ってる
タイプの建物
別の建物ですがこんな感じのとこね
妹はまんなかの階段の
5階に住んでいて
ある日お出かけで階段を
降りていたら3階の部屋の前で
ドアノブをガチャガチャと
激しく回してるおばあちゃんに遭遇
それがかなりの時間
すごい勢いで頑張っておられて
困ったわぁ
なんでかしら？と呟く声が
聞こえていたそう
妹が声をかけたものかと迷いつつ
3階に降り立つと目と目が合い
元々お人好しな性分なので
つい聞いてしまったらしい
開かないの？
おばあちゃんは
鍵が回らなくて困ってる
と縋るように言ったそうで
開けて欲しいのよと
暗に鍵を渡したらしく
今度は妹が鍵とドアノブと
格闘することに💦
でも鍵穴には入るけど
どうやっても回らず
あれ？
なんで？と困ったちゃんが
1人増えただけの状況
その間おばあちゃんは
ゴミ捨てにちょっと
出ただけなのに💦
息子と二人暮しで
今仕事でいないのよ💦
ストーブもつけっぱなしなのよ💦💦
と切々と妹に訴える
えー💦💦それは大変やん❗️
元々妹も心配性なタイプ
パニック状態は伝染するらしく
更にガチャガチャやってみたけど
やっぱり開かない
するとおばあちゃんが言う
お）携帯？
あ〜携帯も家だわ
息子にかけて戻って来てもらえない
妹）私持ってます
息子さんにかけましょう
お）そうね…あら？
番号覚えてない😥
そりゃそうだよね
今はみんなそうよ…妹も納得
妹）管理会社に連絡しましょう
名案におばあちゃんの期待も大
妹がかけると電話番号登録が
してあるらしく
男性社員さんがすぐに妹の名前を確認
社）どうされました？
妹）えーと3階の…
お）チバです
妹）チバさんの家の鍵が開かないんです
社）えー！わかりました。すぐに
鍵屋さん手配します
その時横でおばあちゃんが
307のチバです〜って言ったそうで
お）すみませんが息子にも連絡を
お願いします
社）壊れてるならまずは
手配しないとなので
また折り返し連絡します
って…誰に？
通りすがりの妹は
乗りかかった船なので
まだここにいるので私に
連絡お願いしますって
おばあちゃんと二人連絡待ち
待ってる間も二人で
なんでですかねぇ？
古いマンションだからねぇ
困ったねぇって再びガチャガチャ
やってみてたそう
その時妹がふと
部屋が違うとかね〜
って呟いて
おばあちゃんを見ると
ちっちゃな声で囁くように
お）307のチバ…です
305の部屋のドアノブ掴んでた妹😓
えー⁉️🌀🌀
おばあちゃん
どうやら１つ手前の階段を
上ってたらしい
すぐに管理会社に電話して
事の顛末を話して鍵屋さん手配を
キャンセル
そんなことある〜⁉️
しかも私がめっちゃ謝ったんやけど
なんでやねん⁉️と思いつつ
おばあちゃんの手を引いて
隣の階段をよっこらしょと
3階まで上り💦
当然ちゃんと鍵は開いて無事に
中に入れたそう💧
おばあちゃんは
なんでかしらねぇ
間違えるなんてねぇ
と未だ不思議だと言いつつも
妹の部屋番号と名前を尋ね
何度もお礼を言ってたらしい
その翌日妹がワンコの散歩から戻り
5階の部屋に辿り着くと
ドアの隙間に
帰られたら必ず声をかけて下さい
307のチバ
のメモがあり
小柄なおばあちゃんが5階まで
上ってくるのも大変だったろうなと
自分もやっと辿り着いたけど
また階段降りて
チバさんちに行ってみた
お）何回か行ったけど
お留守だったのでごめんなさいね
来てもらって
これ買って来たから昨日のお礼😊
差し出されたのは
白菜丸ごとひと玉とシメジに白ネギ
それにデザートなのかミカン付き
😵⁇な妹に
今日はお鍋なので材料のお裾分け
ってニコニコなおばあちゃん
お裾分けって？
今日は強制的にわが家はお鍋⁇
一人暮らしって昨日言ったけど
白菜ひと玉って💦💦
と思ったりもしたけど
でもねぇ
重たい野菜の袋持って
何度も5階まで上って来てくれたと
思うと
お鍋いいですねぇ
ありがとうございます
って
そうお鍋好きでもないけど
お礼を言って
また5階までゼーハー言って
階段を上り帰ったそう💧
これからもよろしくねって
おばあちゃん
何をよろしくされるんだ〜😣って
心配性でビビリな妹
山ほどの白菜
なんとかしなきゃなのよねぇ
一人鍋ってなんだかねぇ
って
よく騒動に巻き込まれる体質の
妹らしい話に
ほっこり笑った姉でした😊