第二話 出会い | TASK FORTH 8492

TASK FORTH 8492

地球を守るためにEDFは熱を上げて小説を書く!

でも、空軍は閣下の指揮でもハニィと呼ばれても大人のお姉さんに癒されても五回目で負ける…


5月上旬


休日が過ぎて新たな一週間を迎えた。

私は仏壇の前で両親に挨拶をして自宅を跡にする。途中で修司と合流して、通学中は今日の転校生の話で持ち切りになる。

「楽しみだな。」

「そうね。」


学校に到着して教室に入るとクラスの友達は今日来る転校生の話で盛り上がっていた。

「あらあら、皆楽しみでしょうがないのね。」

私はクラスの状況を客観的な感想を述べた。

私と修司はそれぞれの座席に腰を下ろした。因みに私の席は一番後ろの窓側で外の眺めがとても良い。修司は私の席の一つ前の席。

私は隣の席をチラ見する。空席のようで多分転校生は私の隣に席を置くだろう。

「おい!来るぜ!」

一番前の廊下側に座る男子がユーリと転校生がもうじき来るのを興奮しながら伝えて来た。

「は~い♪皆今日も元気~?」

本名、中村友梨香(ナカムラユリカ)先生が教室に入るなり天使の様な笑顔と語尾を伸ばした口調で男子たちを魅了した。

「今日は皆がお待ちかねの転校生が来たわよ~♪」

遂に今日、転校生が私たちのクラスに来る。興味がないと修司に言ってたけど、内心は凄く楽しみだわ。

「入って来て良いわよ~( ´∀`)」

ガラガラと引き戸が開き、その転校生は教室に入り私たちの前に姿を現した。

転校生は女の子。肩まで届くかどうかの栗色の髪を揺らしながら私たちの方へ顔を向けた。

「転校生の柊木菊乃(ヒイラギキクノ)と申します。よろしくお願いします。」

柊木さんは名前を名乗り、お辞儀をした後、黒板に自身の名前を記入する。

「柊木さんはお仕事の都合でこの街に来ました~。皆柊木さんと仲良くしてあげてね~♪」

ユーリは満面の笑みで自身の願い事をクラスの皆に伝えた。

「特に風見ちゃ~ん?彼女は貴女のお隣だから一番仲良くしてあげてね~♪」

「は、はぃ~…」

ユーリから特別扱いされた私は恥ずかしさの余り苦笑いをして返事を返す。

「…て、ことで柊木さんは風見真心(カザミマコ)ちゃんの隣ね~♪」

柊木さんが隣の席に座り、にっこりとした笑顔で私に挨拶をした。

「よろしくね。風見さん。」

「これからよろしくね。柊木さん」

「はい!」


昼休みはクラスの皆が柊木さんの席に集まり、皆積極的に彼女に声を掛けて行き、柊木さん自身も積極的に皆と会話して行く。私自身は隣の席から修司と一緒に客観的に見ていた。

「はは、柊木さんもすっかり馴染んじゃったな。」

「まぁ、いざという時は変態共から柊木さんを守らないとね。」

「確かにな…」

「その変態の中には修司、あんたも含まれてるから。」

「そんな…」

一日の授業が終わり、HRでユーリからの伝言を聞いた後、私たちは帰宅の途に入ろうとするが、

「そうそう、風見ちゃん。柊木ちゃんに学校案内してくれる~?」

「はい。分かりました。」

私はユーリから柊木さんを学校の全てを案内するように任された。

「町田く~ん。君は何で帰ろうとしてるのかな~?」

ユーリの矛先は何事もなく帰ろうとする修司に向けられた。

「今日掃除当番でしょ~?」

「…忘れてました。」

「掃除が終わった後職員室に来てくれる~?」

あぁ、これはもう怒ってるわね。修司は本当にユーリを怒らせるのが得意だわ。

「町田の奴絶対わざとだろ…」

「くそー、俺も帰るフリすれば良かった。」

同じ掃除当番の男子共は修司を羨ましそうに敗北感を抱いていた。この変態ども…

「アイツは町田修司(マチダシュウジ)。私の幼馴染で優しくて良い奴だよ。変態なのが重大な欠点だけどね…」

私は修司を柊木さんに紹介し、彼女に学校案内をする事にした。


私が先ず彼女に案内したのは図書室。

「ここが図書室になるわ。何か読みたい本があればここから借りて読めば良いし、ここで勉強するのもオススメするわ。」

「うん。ありがとう。」

次に私は食堂を案内した。

「お昼になると皆ここで昼食を取るのよ。何かを買って食事するのも良いし、お弁当を持ってここで食べるのも良いわ。まぁ、私は普段食堂なんて使わないけどね。」

「ここが食堂ですね。分かりました。」

今度は中庭を案内した。

「ここは中庭で、昼休みは皆ここで遊んだり自然に浸ったりしてるわ。お昼を食堂じゃなくここで摂るのも一つの楽しみになるわ。」

次に私はグランドを案内した。

「ここはグランドよ。見て。今は野球部がグランドを走ってるわ。」

「皆元気ですね!」

「来週は甲子園に進む為の大事な試合があるからね。」

「頑張って勝ち進んで欲しいですね。」

「彼等からしたら来週の試合で優勝なんてまだ序の口よ。」

その後も私は柊木さんを案内し、終わる頃には時間は既に四時半を回っていた。


「風見さん。今日はありがとう。」

「あら、私はただユーリに任された事をしただけよ。」

「ユーリ…?」

「あぁ、友梨香先生の事よ。私たちは先生の事をユーリって呼んでるの。」

「はぁ…私は友梨香先生って呼ぶことにするよ。」

私たちは下校の準備をしに教室へ戻った。教室を戻る所、修司が教室から出て行くのを確認した。

「あら修司。もうユーリからの説教は終わったの?」

「あぁ、終わったよ。」

「で、どうだった?」

「お前その表情イラつくn「どうだった?」

「…反省して行こうと思います。」

「はぁ…」

修司は「怖かった」とかの感想を告げず、これからの事について答えを出した。この表情なら恐怖のオーラを浴びせられたかな。

彼の表情を見て、表では呆れた表情をするが、内心面白さが込み上げて来る。勿論外に出たら修司に失礼(?)だから面白さを表に出さないように抑えている。

「じゃ、今日はもう家に帰れるって事?」

「あぁ。」

「修司、今週のお休みなんだけど、柊木さんに街を案内しようと思うの。修司も付いて来てくれる?」

「あぁ。良いぜ。」

「て、事で柊木さん。今週のお休みは私たちが「葛城町」を案内するわ!」

「あ、ありがとう。風見さん。町田君。」

「…俺の名前、覚えてくれたのか?」

「風見さんから伺ってるよ。よろしくね♪」

今週のお休みは柊木さんに街を案内する事になった。一緒に帰ろうと柊木さんを誘うが、彼女は用事がある事を思い出したのか、私たちより早く自宅へ帰って行った。


結局私は今日も修司と下校する事になり、帰宅路を歩いてる最中、私は修司に耳元で囁かれた。

「真心、お前確か柊木さんに俺を紹介したんだよな?」

「そうだけど。それが何か?」

「変な紹介はしてないだろうな?」

「変な紹介はしてないよ。アンタが真面目=変人な紹介は…」

「お前やっぱり変な紹介してるじゃn…」

「アンタのマトモな所は優しい所と変態な所。真面目なんて私から見たら変人に決まってるでしょ!」

「…お前相変わらず俺の扱い酷い!俺に対して口も悪い!それから…」

私は修司の文句を無視しながら下校に集中した。


自宅に帰宅した私は直ぐに仏壇の方へ向かった。

「お父さん、お母さん。ただいま!今日ね、私たちのクラスに転校生が来たの!」

仏壇の前で私は両親に帰宅の挨拶をし、柊木さんが転校して来た事を伝えた。

「それで、今度のお休みの日は転校生に街を案内する事になったんだ。それで…」

その後も私は柊木さんの事を両親に話して一日を終えた。



次回:案内



後書き

本筋の小説のネタが未だに出せない…