mission08 多足歩行戦車 | TASK FORTH 8492

TASK FORTH 8492

地球を守るためにEDFは熱を上げて小説を書く!

でも、空軍は閣下の指揮でもハニィと呼ばれても大人のお姉さんに癒されても五回目で負ける…


5月28日 15:58 市街地



津川浦での防衛線で多足歩行戦車ダロガの侵攻を阻止する事に成功したEDFだが、

もう一つの防衛線、千条ヶ原に展開していたEDFが壊滅してしまいダロガは防衛線を突破。


市街地に侵入してしまったのだ。




~瑠璃華視点~


私達は本部から津川浦へと向かう筈が、司令から突然市街地に向かってくれって言われた。

もう一つの防衛線であった千条ヶ原の防衛線が壊滅してしまい、そこを突破したダロガは市街地に侵入してしまった。


私達は二人でダロガを相手する事になった。今頃時也達がここに向かっている頃だろう。


「瑠璃華さん!居ました!歩行戦車です!」


私達はダロガを見つけた。


「くっ、あいつ市民にも容赦なくやってる!」


私は背負っていたゴリアス-DDを構えてダロガに攻撃しながら接近した。


「援護頼んだよ!?」

「分かりました!」


援護あの子に任せて私はダロガの側面に入り込んでSG-4の引き金を引いた。


「やっぱり。硬いな…」


私は何度も引き金を引いたけど、奴は機体を傾けたり火花を散らすだけで何も変化が無い。


(こいつは遊び甲斐のある敵だけど今は…)


市民の避難はまだ完了していない様だね。私たちがしっかり足止めしなければ市民に被害が及ぶ。


「瑠璃華さん!大変です!」

「えっ!?何!?」

「また…またダロガが…」

(また奴が…くっ…こんな時に…)

「あのダロガ頼める!?」


瑠璃華はダロガと交戦しながら後輩に別のダロガとの交戦を頼んだ。

事実彼女は今のダロガで手一杯だった。


「分かりました!」


後輩は急いで別のダロガの相手に向かって行った。


「期待してるよ。霧香ちゃん。」


私はダロガに発砲しながら彼女に微笑んだ。


私の後輩…って、言ってもこの子は私達が以前住宅地から助け出した女の子。

晴斗がこの子の事を心配がっていた居たらしく、この子のEDF入隊を強く拒んだらしい。


「さて、市民もここから離れてくれたことだし、私がたっぷり遊んであげるわ。」


私は不敵な笑みを零してスパローショットの引き金を引いた。装甲に銃弾を当てられたダロガは下部の砲台を作動させて無数の銃弾を放って反撃した。


「ほらどうした!」


軽い足取りで近距離から放って来る銃撃を避ける。私はスパローショットで反撃して自動車まで近づく。

自動車を盾にした私はスパローショットからゴリアス-DDに持ち替えて攻撃する。


ダロガは上部の触覚を青く光らして砲撃態勢に入る。でも、敵は既に黒煙を上げている。


「何だ。その程度なんだ…でも容赦はしないわ!」


私はスパローショットの引き金をもう一度引いてダロガを破壊寸前まで追い込んだ。


「もう直ぐ破壊されても可笑しくないダロガちゃんには素晴らしいチャンスを与えよう。」


瑠璃華はスパローショットを右手で構え、


「一分よ!一分以内に私を殺らなきゃあんたが殺られるわよ!」


余裕がある勢いでダロガを挑発した。


ダロガは私に砲撃をして来た。勿論私は容易く砲撃をかわし、下部の砲台から銃弾の嵐を身軽な足取りで回避する。

砲撃と銃撃の二つが私自身を襲おうとしているが、残念ながらその全ては私の肌を掠らせるだけで追い込むことはできなかった。


こうして約束の時間が経過した。


「はい。終了。ばいば~い♪」


私はゴリアス-DDの引き金を引いて砲撃。大胆にダロガを破壊した。


「さて、霧香ちゃんの援護に行こうっと♪」





霧香は乗り捨てられた自動車を盾にしてその場からSNR-227Dを構えて狙撃した。

SNR-227Dは威力を重視したスナイパーライフルである代わりに装弾数が一発のみ。

引き金を引いて直ぐに彼女は装填に入る。装填している間にもダロガの砲撃により自動車は損傷。彼女は直ぐに自動車から離れて、自動車は砲撃により完全に破壊、炎上した。


霧香は付近の電柱に盾を変えてそこから狙撃に入った。既に装填が終わり、SNR-227Dのスコープを覗き込みダロガに狙いを定める。

引き金を引き、銃口からは銃弾が飛びは放ちダロガの装甲に着弾、火花を散らした。




既にダロガは五発着弾し、装甲と装甲の隙間からは黒煙が噴き上げられていた。

そこに瑠璃華が駆け付けて合流。瑠璃華はダガーナイフを投げてダロガの装甲を突き刺した。


ダロガは炎上して態勢を崩し爆発を起こした。


「なんかどうって事ないわね。」

「確かにそうですね。」


二人は炎上中のダロガの残骸を見ながら談笑していた。


「ところで…、敵は三機侵入したって言ってましたけど…」

「レーダーには何も反応ない…どうしたんだろう?」


彼女たちはレーダーを見ながら敵の反応が出て来るのをその場で待機した。


だが、彼女たちはまだ、最後のダロガが破壊された事をまだ知らない。


時間は少々溯り…、



~時也視点~


俺達はジープに乗り市街地に到着した。

既にダロガは周りの建物を無作法に破壊して、市民は逃げ惑っている。


「奴を好きにさせるな。罪を償わせるぞ。」


俺達はジープから降りて武器を構えてダロガに攻撃を掛けた。俺と晴斗は全ての弾薬をダロガに叩き込んだ。

集中砲火を受けたダロガは黒煙を上げた。


「止めを俺にやらせてくれ。やられた市民の仇だ。」


晴斗はAS-18Dでダロガを攻撃。10発の銃弾を当てられたダロガは炎を噴き出して態勢を崩した。


「本部、敵の反応は無いか?」

『他の二機はバスター1-2と連れて来た新人が片付けてくれたわ。』

「正司はまた席を外しているのか?」

『えぇ。』


オフィスの兵士はまた別の所で戦争か。戦場に居る方が十分マシかな…。


「その前に…」

「どうした?晴斗?」

「瑠璃華が連れて来た新人って一体誰なんだ?」


あぁ、そう言えば瑠璃華は新人を連れてここに来ているって言ってたな…




~瑠璃華視点~


「えっ!?最後のダロガはもう時也たちが破壊したの!?」


私はオペレーターからの通達に驚いた。


「…まぁ、破壊できたからこれで良いとするか…」


私たちは時也たちと合流する為、ジープへと向かった。




「…ん?」


私は数歩歩いた所で霧香ちゃんの様子に気付いた。


「どうしたの?早く行こう?」


彼女は黙り込んでしまった。


「もしかして…晴斗と会うのが気まずい?」


彼女は何も言わないまま頷いた。


「大丈夫よ!アイツが何か言って来たらぶん殴ってあげるから♪」

「あの…殴るはちょっと~…」


瑠璃華の発言にに困惑してしまった。




~時也視点~


歩いていると前方から瑠璃華たちがこちらに近づいて来ていた。


「横に居るのは…新人さn「お前っ、何でこんな所に居るんだ!?」


俺が口にしている最中、晴斗の奴が遮りやがった。


「言った筈だ!俺は「ちょっと晴斗!」


さらに晴斗の発言を瑠璃華が遮った。


「あんた、霧香ちゃんの強い気持ちも知らないで入隊反対したでしょ!」

「えっ…?」

「確かに入隊を拒む理由は私にも解るわよ?」


何だ。瑠璃華は晴斗の意見に「でもっ、あんたは女の子の気持ちを全然解ってないわ!」


あ~あ、瑠璃華の奴本当に怒ってやがるよ。


「あの…」

「えっと…霧香だっけ?しばらく声かけない方が身の為だよ?」


その後、晴斗は瑠璃華に数分間怒声を浴びせられた。



今までの出来事をおさらいしよう。

先ず霧香は心配で様子を見に来た晴斗に強い気持ちを持ちながらEDFに入隊すると告白して来たがそれを反対された。

その後、瑠璃華も心配だったのか、彼女の様子を見に来たら泣いている姿を目撃してしまった。

霧香の話を聞いた瑠璃華は「あいつ鬼だ!この子の気持ち全然解ってない。」って発言した。勿論彼女は反対の意思を持っていたが、霧香の強い気持ちに負けて受け入れたのだ。

しばらく瑠璃華を余り見なかったのは霧香の訓練に付き添っていたからだ。霧香は主に狙撃兵としての才能を持っており、狙撃兵として入隊する事になった。勿論彼女には基礎も教えてあるらしい。




『こちらガンナー1。ダロガを全て破壊した!』


無線からは真二の声が響き渡っていたが、それにしてもこいつ声デカいなぁ~。


『全員撤収して。本部から別の部隊を送るから民間人の安否は彼等に任せて。』


この日は本部までの道のりが長く感じ、ジープ内での会話は一切なかった。




to be countinued



次回 市街戦 ガンナー1視点です