元エンタメライターの猪突“迷”信ブレブレ日記 -16ページ目

元エンタメライターの猪突“迷”信ブレブレ日記

社会人デビューは興信所の調査員。紆余曲折を経て、10年間、念願のエンタメ業界でライターをしていました。刺激に満ちたエンタメ業界を卒業し、これからは自分の興味の赴くまま趣味として綴ってみたいと思います。

DIROTTA SU CUBA(ディロッタ・ス・クーバ)コンサート前編 の続き




アンコールに入り、思いがけない出来事が起こりました。


ボーカルのSIMONA(シモーナ)が、私のことを話し始めたのです。

それだけでもビックリなのに

SIMONAは話し終えると私に視線を向け、

ステージに上がってこいとジェスチャーするじゃないですか!

 

エッ!目

 

もう腰砕けなくらいにビックリの展開。

 

来場客からも促され

あれよあれよという間にステージ上へ。


何とラストの曲を一緒に歌うことになったのです。

 

ライブが始まる前は、終了後に本人たちと

少しでも話せることができたらいいなあと思っていました。

 

それが今、こうしてSIMONAの持つマイクで、一緒に歌っている!!

大衆の面前で歌うことにためらいはあったけど、

それより何より、とっても信じられない展開で

体がそれに追いつかない感じ。

 

ここまでくると、もう夢見心地とかそんなレベルではありません。

完全に現実世界からワープしてました虹

 

最後はバンドメンバーと一緒に手を繋いでカーテンコール

 


憧れのバンドと同じステージに立って歌って、

 

そしてカーテンコールですよ!!

 


 

こうやって文字に起こすだけで、あらためてコーフンします(笑)

 

 

そしてライブ後は、メンバーと至福の語らいの時。

 

SIMONAが、ステージに私を上げようと思ったのは、

どうやらライブ中の私の動きにあったらしい。

「あなたの口の動きを見て驚いたの。

歌詞を完璧に覚えていたから。

私が歌詞を間違えたところも気づいていたでしょ(笑)」

 

ハイ、気づきました。

 

遠い遠い国、日本でこんなに歌詞を完璧に覚えてくれている

ファンがいる。それを彼らはとても喜んでくれていました。

 

実はライブではこの上なく舞い上がっていた私ですが、

ちょっと残念なことに気づき、心を痛めてもいました。

 

来場客はイタリアと縁のある人ばかりでしたが=イタリアの音楽が好き

ではありません。

 

ましてや日本ではマイナーなイタリアンポップス。

イタリアではそこそこ名の知れた彼らですが、日本での知名度は皆無。

しかも既にアルコールも回ってきている来場客の多くの人にとっては、

彼らの音楽は聴くものではなく、踊るためのディスコミュージック。

つまり、その場を楽しく過ごすためのBGMにしか過ぎなかったのです。


日本での知名度を考慮してのことでしょう。

セットリストは、バンドの持ち曲だけでなく、

英語の洋楽ヒットナンバーも組み込まれていましたが

結局は「ILOVE YOU BABY」なんかで盛り上がったりするわけです。

仕方のないことなのでしょうけど。。。

 

そんな中で、歌詞をしっかり覚えて歌っているファンがいたなら

とても嬉しくなりますよね。

 

SIMONAは、この来日に合わせてプロモーションも色々考えていたけれど、

それがままならなかったことを残念がっていました。

このライブも、プロモーションという観点からすれば

成果を出せたとは言いがたい。

 

一方、バンドリーダーでもあるROSSANO(ロッサーノ)は、

日本の観光を楽しみにしていた様子。

写真からはクールで気むずかしそうな印象を受けていたのですが

とても当たりの柔らかい人。

料理好きだそうで、日本料理を食べるのを楽しみにしてたんだと

うれしそうに語った表情が忘れられません。

 


「来年は、絶対にイタリアのコンサートに行くからね!」と約束して

彼らと別れ、ホテルを後にしたのが、夜中の1時過ぎ。

 

私と友人は、近くの24時間営業のファストフード店に移動して

やっと夕食にありつき、ホッと一息(笑)。


カメラマンに徹してくれた友人も、間近での生ライブや

イタリア人ミュージシャンとの交流を楽しんでくれた様子。

 

二人で、夜中にハンバーガーをぱくつきながら

それにしてもすごい夜だったねえとしばし余韻に浸りました。

 


ちょっと引っ張った

運命のバンドとのエピソード。

これにて、終わり

 



ではないのです!

 

 



ここで終わったら、

ただ単に大好きなアーティストと対面したというエピソードですよね。

 

「運命」というからには、それなりの理由があるのです。

 

それは。。。

 


またまた、つづく(笑)


 

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運命のバンド DIROTTASU CUBA(ディロッタ・ス・クーバ)

に会えた当時を振り返っていたら

思いがあふれすぎ、3回にわたってしまいました(笑)

さあ、いよいよご本人たちと“ご対面”編です!

 

2001121日 夕方

雅子さまご出産のニュースで世間がお祝いムードに包まれる中
一人心ここにあらずで、赤坂の今はなきホテルニューオータニへ。

 

私はコンサートだけの参加だったため

会場後方に設けられた席でしばし会の進行を見届けます。

 

ドレスコードはブラックタイ。

各テーブルでは正装の男性陣と

華やかなロングドレスを身にまとった女性陣が

アルコールでほどよく顔を上気させ

楽しそうに談笑しています。

 

コース料理が運ばれる度、会場に立ちこめる美味しい香りに

グーッと空腹中枢が刺激されるのを、こらえながらその時を待ちます。

 

そしてついに会場が暗転し、音楽スタート音譜

反射的に会場後方で、一人立ち上がり早くも興奮する私。

しばらくすると、バンドの関係者とおぼしき人が、

前に言っていいわよとジェスチャー。

 

ということで、勢いよく前へビックリマーク

会場はステージと円卓テーブルが並ぶ間にスペースがあり、

そこがダンスフロアーにもなっていました。

 

ディナー参加者が曲に合わせて踊りだす中

そこを縦に突っ切り、ステージに近づきます。

ディロッタは3人編成でしたが、

男性が一人脱退し、男女二人のユニットに。

ボーカルのSIMONABENCINI(シモーナ・ベンチーニ)と

キーボードのROSSANO GENTILI(ロッサーノ・ジェンティーリ)

二人にギターやサックス、ドラムなどのバックバンドが加わり

ラテンチックなノリのいいサウンドが場内に響き渡ります。

 

ステージ直近、ど真ん中に場所を確保した私。

夢にまで見た本人たちをこんな至近距離で見られるなんてラブラブ

この上なくハッピー!感無量でした。

 

ですが、あまりに舞い上がると、

記憶って曖昧になるのですね。

要所要所で覚えていることはあるのだけど

毛穴全開でコーフンしていた感覚も覚えているのだけど

まさに夢のごとし。

どこか、もやがかったような、ふわっとした感じなのです。

 

でも、そんな私に心強い援軍がいました。

実は、メンバーの計らいで友人を同伴していったのですが

その友人は熱烈なファンである私の様子を

ずーーっと写真に収めてくれていたんですビックリマーク

友よ、ありがとう!!

 

写真のおかげでふわっとした思い出が

強烈なコーフンを伴って蘇ります。

ちょこっとだけアップしますね。

 

 

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最初はこ~んなに離れていたのですが



 

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こんなに至近距離ドキドキ

 

 

さてさて、こんな感じで舞い上がりまくりのライブ。

アンコール時に、とんでもないサプライズが待っていました。


後編へ


前回の続き




DIROTTA SU CUBA

(ディロッタ・ス・クーバ)

コンサートに行ってやる!


と決めたはいいけれど、

肝心のツアー情報が、HPを毎日チェックしても一向に更新されずガーン


休みの申請やら、飛行機、ホテルの手配やらで

少しでも早く情報が欲しかった私は、

スタッフにメールで直接問い合わせることにしました。

 

 

ホテル手配の経験などから、いい加減な対応をされうることも考慮し

どれだけ、彼らの曲が大好きなのか、アツ~い思いをしたためてドキドキ

 

 

思いが通じたのか

意外なことに、ほどなくして返信メールが届きました。

 

よかった、とりあえず、返信が来た!

私含む周りの友人もイタリアとのメールのやりとりでは

放置プレイに遭うケースが、少なくなかったので

とりあえず第一関門は突破。

よかったよかったとクリックしてみたら

 

ビックリ!!!!!!

 

な・ん・と


 

バンドのメンバー、本人たち


からの返信だったのです!

 


「遠く離れた日本で、自分たちの曲が聴かれているとは思いもしなかったし

ましてや、こんなに好きでいてくれるファンがいるなんて

とても嬉しい」





キャーッ!ラブラブ!

 

 


そして、さらにさらにビックリな展開が




「実はことし日本に行くんだよ!」  

 


エッ!? 

 


オペラ歌手はこぞって来日すれど

一般的なイタリア人歌手が来日公演を開くことは

そのあまりの知名度の低さから、実現はほぼほぼ不可能。

アンドレア・ボチェッリとか日本版のCDも発売される

世界を股に掛けて活躍するクラスじゃないと難しい。

 

だから、彼らに会う=イタリアに行くしか選択肢がないと思っていたので

まさか日本で会えることになるとは想定外でした。

 


実は彼らは、イタリア商工会議所が主催するガラディナーのゲストとして

招聘され、ライブを開くことになっていたのです。


今は商工会議所の会員ではなくても料金を支払えば入れるようですが、

当時はもっとクローズド・パーティーに近かった印象が。

(記憶違いだとしたらゴメンナサイ!)。

彼らもアンオフィシャルなコンサートだから、

一般の人も見に来られるライブを別途開く予定なので、

もう少し待っててねとメッセージをくれていました。

 

しかし後日、彼らから

一般向けのコンサートは開けなくなったと連絡がしょぼん

ライブ会場を抑えようにも、

あまりに知名度がないため断念せざるを得ず。

来日ついでにプロモーション活動も行う予定でいたようですが、

こちらも芳しくなく。

悲しいかな、これが日本におけるイタポ市場の現実です。

 

というわけで私が彼らのライブを見られるチャンスは、

このガラディナーのみ!



すると彼らは、私をディナーショーのライブの時だけでも

会場に入れることはできないかと主催者側に掛け合ってくれました。

 

かくして、彼らによる招待で生ライブを見られるという

夢のような展開で、その日を迎えますラブラブ

 

忘れもしない200112月1日

世間は雅子様ご出産のニュースでお祝いムード一色となる中

私は仕事を早々切り上げて、会場となった

今はなきホテルニューオータニへ急ぐのでした音譜

またまた、つづく(笑)
DIROTTA SU CUBA(ディロッタ・ス・クーバ)
直訳すると、キューバへ舵をとれ!


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NHKのイタリア語会話で
初めて彼らの楽曲を聴いた時はビックリしました。
コッテコテ市場において、こんなカッコイイ曲もあるんだと!

当時の日本の流行からは数年後れていたけれど
私の大好きなアシッドジャズの流れを汲むバンド。

ホーンセクションが効いた小気味良い音楽は、
まさにキューバへ舵をとれと言わんばかりにノリが良く
踊り出したくなります。というか家でよく踊ってた(笑)

かと思いきや、とってもきれいなバラードがあるんです。

「I Silenzi Che Parlano」(イ・スィンツィ・ケ・パルラノ)
~沈黙は語る~

ただ、そばにいてくれれば良い。言葉はいらない。。。
沸々と心の中にわき起こる思いをしたためた歌で
3拍子(6拍子?)という
あまり聴きなじみのないリズムが特徴的なバラードです。
今あらためて聞いたら、ちょっとジャジーな感じもある。
(ジャズはあまり聴かないけれど、もしかしたら、ジャズには多いのかな?)

このちょっと変則的な感じのするリズムと
きれいなメロディーラインの織りなす世界観は、
変にドラマチックに走ることなく。
抑え気味な抑揚が、逆に余韻をもたらし、じんわりと染み入るんです。
これからの人肌恋しい時期には、もうぴったり(笑)

この歌に完全に酔いしれてしまった私は
DSC(バンドの略称)マニアになっていきます。

イタリアの音楽をあれこれ買いあさる一方、彼らの楽曲だけは
毎日のように聴きまくっていました。

やっと充実してきたHPでバンドの成り立ちや、
メンバーのことについて書かれたページを読んで
海を越えた遙か遠くにいる彼らに
一歩近づけたような思いになるファン心理(笑)

歌詞をノートに手書きして、
意味を自分なりに訳したりもしてましたなあ。
(うう、懐かしい!)

そうこうしているうちに、
彼らのコンサートに行きたいという
思いが募るようになりました。

しかし、ここで壁が立ちはだかります。
コンサートが行われるのは、夜。
そのころには既にイタリアを何回か訪れていたものの
朝早く出かけ、夜はホテルに帰っておとなしく休む
健全な観光旅行しかしていなかった私には
夜、遊びに行くというのは未知の領域でした。

しかも、イタリアの夜は長い。
まず晩ご飯からして、
日本なら食べ終える時間帯をとっくに過ぎたころに
食事が始まったりする。

そんな感じですから、
コンサートの開始時間が、9時、10時なんてザラ。

しかも日の長いバケーションシーズンの夏になると
はっきり言って夜中!
もう、クラブみたいなノリです。

で、大体郊外の交通の便が悪いところで開催されるから
足のない観光客には、さらにハードルが上がる。

まだ、その頃は携帯もさほど普及していていなかったから
どうやってタクシーを呼べば良いのか。
ホテルも近くにあるとは思えなそうだし。
現地に友達を作ればいけるんじゃないかと、
ペンパル(古っ!)ならぬ
メル友作りにいそしんだときもありましたね。

というわけで、行きたいと思うものの
不安ばかりがつきまとい
コンサートに行くことは、夢のまた夢でした。


行ける目処もつかないのに、
ことあるごとに彼らのHPをのぞいては
コンサートスケジュールをチェックする。
そんな日が続くようになりました。

そうこうしているうちに
日に日に募る思いは、いかんとも動かしがたく。

そして、決めたのです。
行ってやる!と    

……つづく

私の人生にとっては、ビッグイベントなので
ちょっと大げさにもったいぶって書いてます(笑)

DSCの動画はこちら!
アシッドジャズ色が薄れた後期の曲です。
夏の夜という題名の歌で、夏になると聴きたくなるテンポの良い曲です。
暑い夏が去り、すっかり秋めいてきた今日この頃

ひっさしぶりにお湯につかった。

冷房を使う夏だからこそ、シャワーで済ませるのではなく
お風呂に入った方がいいというのは、分かるのだけど
ついつい手軽なシャワーで済ませていた。

というわけで、久しぶりのお風呂。

ゆっくりつかりたかったので、今日は入浴恒例のアイテムを!
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バスタオル&雑誌&水(時々、ハーブティー)

お風呂の蓋の上にバスタオルを敷き、その上に雑誌

濡れた手をその都度拭きながら雑誌を見られるので

そして長湯対策で、お水。

この3点セットさえあれば、いくらでもお風呂に入っていられる。
寒い冬は、これが本当に至福タイム。

旅行系の雑誌を見ては、海の向こうのはるか遠くの土地に思いを馳せ
ビジュアル重視のファッション誌をパラパラめくりながら、写真を楽しむ。

でも、一番はインタビュー記事。
とにかくインタビュー記事を読むのが大好き。
インタビューされる有名人がどんなことを考えているのかを知ることも楽しいけれど
インタビューの現場は実際にはどんなだったのか想像したり、
自分がもしこの原稿を担当していたら、どういう風に構成をしていくかなあと考えるのが好きです。

ところで、このお風呂タイムの過ごし方。
世の中にはスゴイ人がいるもので
お盆におかずやらご飯をのっけて、お風呂で食べる人もいるんですよね。
友達の旦那さんは、お風呂で納豆ご飯を食べることもあるとか叫び

一体、どんだけ香りが充満することか。。。