衛星劇場で放送していた中国ドラマ『安楽伝(安乐传)』、全39話を見終わりました音符

割と前に、、





『今宵、若様は〜』に続き、

こちらも2023年期待外れドラマランキングにランクインしているのをしばしば見かけ、、

あらまぁキョロキョロと思っておりましたが…

そこまで残念なドラマではなかったです!

迪丽热巴と龚俊で押し切った感ありました、私の中で。

出演者が豪華なだけに期待値が高すぎたのもあるかな。


ただし、最終回のあの何が言いたいのかよく分からない終わり方はいただけない。

盛大に婚儀を挙げてキスシーンぶっ込んで終わりでいいじゃないか!笑

刘宇宁演じる洛铭西へのリスペクトもあって然るべきだとは思うけど、

誰が主役、何が主軸なのか分からないラストでそこはとても残念でした〜。



では人物別に!

ネタバレ含みます。



開国の功臣であったにも関わらず陰謀によって陥れられ滅ぼされた帝一族の生き残り、

帝梓元、またの名を任安乐に迪丽热巴。



幼い頃に玳山に幽閉の身となった帝梓元。

身代わりを立てて幽閉先を抜け出し、女海賊、任安乐として名を馳せます。

一族と帝家軍の汚名を晴らし復讐を果たすべく、

幼い頃の許嫁であった皇太子の前に素性を隠して皇太子妃候補として現れる任安乐。

素性を明かさないまま二人の内面的な距離が近づいていく様子がキュンでしたおねがい


迪丽热巴ちゃんは安定の美しさ&カッコよさでしたが、

帝一族の復讐と命を落とした兵士たちへの鎮魂の念がちょっとしつこかったかな…キョロキョロ



その帝梓元の許嫁の皇太子、韩烨に龚俊。



カッコよかったーおねがい
復讐に因われる余り、周りが見えているようであまり見えていない任安乐よりも、
ひたすらに任安乐、帝梓元を想ってその全てを捧げる韩烨の方がキャラクター的にもカッコよかったです。

韩烨に気に入られようと積極的な任安乐に対して、

自分には帝梓元だけ、と頑なに操を貫きますが、

知らず知らずのうちに任安乐の中の帝梓元に惹かれていく韩烨。
終盤、帝家への贖罪を一身に背負い、
そして梓元を守るため自らが犠牲となって敵の矢に倒れるシーンは切なすぎて泣けましたえーん
だって、梓元には何も言わずにそんな決断をするなんて!
しかも梓元の大切な人、もちろん韩烨にとっても大切な人たちをもいつも密かに守っていて…
カッコよすぎて韩烨の一人勝ちよもう!

そして、迪丽热巴&龚俊は期待通りのビジュアル大勝利cpでした照れ

二人とも顔立ちがはっきりしていて華やかで、身長や体格のバランスもすごく良くて、

数々の方とcpを組んだ迪丽热巴史上でも史劇では3本の指に入る相性の良さだと思いました。(当社比)



そして、帝梓元の幼馴染で彼女に密かに想いを寄せ、

その復讐の手助けをする洛铭西に刘宇宁。



韩烨にとっては帝梓元を巡る恋のライバルである以上に大切な親友でした。

最後、洛铭西があんな形で墓穴を掘るはずない!と不思議に思っていましたが、

そう来るか!という展開でした。


刘宇宁も最近では準主役、主役級の役がどんどんついて大活躍ですね。

役柄やジャンルは選ぶ方だとは思うけど、

劉詩詩の相手役を務めたドラマがとても良さげだから、嵌まるところには嵌まると思ってる!

でも今回みたいな病弱な役はあまり似合わないかなぁ?と個人的には思いましたし、

それ故かドラマにおいて洛铭西というキャラがいささか大事にされすぎではと思ってしまったのかも。



そして、韩烨の妹で長公主の安宁に夏楠。


いい役だったなぁ。
こちらも帝梓元とは幼い頃から親友で、帝家への罪悪感を背負って生きてきた人物。

国や民のために、そして帝家への贖罪のために辺境を守る女将軍という男前な役どころでした。

この人の結末がこのドラマの最たる悲劇でした。



そして。
もうさー、裴子添ええ加減にせぇよとはっ倒したくなる安宁の側近、冷北。
またの名を敵国北秦の皇子、莫北。


私が見る裴子添、だいたいイライラする変な役なんですけど!

安宁に多少なりとも情があったなら他に歩むべき道があったやろ!!

後半は同情の余地もない酷い野郎でがっかりでした。
おまけにヘンタイみ出してきたしガーン
裴子添はもそっと役を選んでくれ。笑


洛铭西の下で暗躍する芸妓、琳琅には王奕婷。


この子お芝居上手いなぁ。
踊りも綺麗だったなぁ。
でも今ひとつ洛铭西との色恋には感情移入できず残念。


玳山に幽閉された帝梓元の身代わりとして育った孤児、後の帝承恩に李淑婷。



ポジション的には悪役でしたが、うん、まぁそうなるよねという感じでした。
眉の描き方が印象的で、唐時代の美人ってこんなだったのかなと思ったりしました。
でも悪役にぴったりでした。笑


その帝承恩の護衛、慕青に秦晓轩。


正直、帝承恩のどこがそんなに好きなのー?という感じだけど、

10年間、玳山で二人きりで生きてきた彼にしか分からないものがあるのでしょう。


最後。
韩烨の側近で書生の温朔に陈涛。


このキャラがまさかそうだったとは!!

さすがに予測不能でした。

韩烨、全く匂わせないからノーマークすぎました。笑

ぇえ〜!!?ポーンてなったわ普通に。



ふぅ。

記憶が薄れかけているので感想も一苦労ですが、

裴子添お前ー!という感情はありありと蘇ってくる、そんなドラマでした。笑