浅田次郎『蒼穹の昴』シリーズ第5段『天子蒙塵』を読みました。
いつから読み始めたのか覚えていないくらい時間が掛かりましたが、挫折しなくて良かった泣き笑い
何だかんだで面白いんですよね。




ラストエンペラー溥儀が北京を脱出し満州国の皇帝として天壇を登るに至るまでと、
張作霖の息子、張学良が欧州から帰還するまでを様々な視点で描いた作品でした。

まだまだ登場する『蒼穹の昴』の登場人物たち。
相当に齢は重ねていますが、あの物語が脈々と繋がっていることを感じさせてくれます。

溥儀のその後、張学良のその後、龍玉の行方、
その後の中国と日本の関係性…
まだまだ終わりが見えないなと思っていたらなんと更に続編が刊行されているとのこと!
まだ文庫化されていないようなのでもうちょっと待ってみようかな〜