映画『鬼平犯科帳 血闘』の公開記念舞台挨拶付き上映を観に、大阪ステーションシティシネマに伺いましたニコニコ





勢いで11時と14時を回跨ぎいたしました!

11時の回は上映後のご挨拶、14時の回は上映前のご挨拶ということで

1回目の舞台挨拶が終わった40分後くらいにまたすぐに御三方にお会いできるという幸せな時間でしたおねがい

お話の内容も全く同じではなかったので、それも良かった♪


素の生染五郎さん(と幸四郎さん)を拝見するのは初めてかな?と思いましたけど、

昨年の高知公演でも拝見していましたし、

何なら今年の博多座公演の豆撒きでも物の隙間から僅かに垣間見たのでした。

はぁ…やはり大変にお美しかった…

今髪が長めなのもあって尚のこと妖艶な美しさでしたラブ

でもお話の端々に可愛らしいところや面白さも垣間見えてよき。

去年の松竹座での経験や吉本好きなことをお話されてました。

幸四郎さんが今日舞台挨拶前に天神橋筋商店街へ行って串カツを食べて、

ガチャガチャをやって、

「知らんけど」って書いてあるバッグを買って

大阪に来た証を残したという幸四郎さんらしいエピソードには笑いました泣き笑い

それほとんど「沼る」やん。笑

(番組は終わっちゃったけど)

大阪での舞台挨拶の後は恐らくソッコー移動して博多でまた2回舞台挨拶という超ハードスケジュール!

本当にお疲れ様です!


撮影可能タイムを頂くも、全くまともに撮れないのは想定内です。

中村ゆりさんもめっちゃ綺麗だったのにほとんど白飛びしちゃいました、、





さて。

本編!!


王道を行く時代劇、且つ最新の技術やリアリティのある演出を活かした令和の『鬼平犯科帳』でした✨


まずはやっぱり圧巻の殺陣が最高でした。

染五郎さんの棍棒でのアドレナリン大放出な殺陣もギラギラ感半端なかったですし、

何と言っても幸四郎さんの殺陣が爆速爆イケ大迫力でした。


単純にストーリーも面白かったですし、

本筋に本所の銕時代のエピソード、映像を織り交ぜる演出も良かったです。

高麗屋親子で同一人物を演じていることは勿論、

おまさ役の中村ゆりさんと少女時代のおまさ役の中島瑠菜さんの雰囲気が似ていて、

時代が遡っても違和感が全くなかった。

銕さんがおまさちゃんを妹のように可愛がっていて、

酔っ払いながらおまさに買ってきた簪を挿してあげるシーンが特にお兄ちゃん度高めで好きでした照れ

(決して想い人ではないのがよく分かる)

終盤、おとくの敵を討ちに行く段のおまさとのやりとりも良かったなぁ。

台詞一つ一つが心に沁みました。


そして出演者が脇の脇までとにかく豪華で渋くて乙!

火付盗賊改方同心アクスタ、ちょっと欲しくなっちゃいましたニコニコ

北村有起哉さんの悪役も見事。

柄本明さんの芝居、火野正平さんの存在感も見事。

二人が同じ画角に収まったときの贅沢感よ。

中井貴一さんの特別出演感も半端ないです。

女性陣も適材適所で華を添えます。


ちなみに柄本さんのところも御子息が同心、小野十蔵で出演してらっしゃるのでこちらも親子共演です。

しかも吉右衛門さんのTV版鬼平で小野十蔵を演じていたのが柄本明さんだというからまったく心憎い。


あとは鬼平ならではの飯テロシーンがアクセント。

今回は鉄板の軍鶏鍋に加えて芋酒、芋鱠、芋飯と芋づくしでした。


ロケ地も気になっていましたが、

今回は撮影所がほとんどだったのかな。

それでもエンドロールには下鴨神社の糺の森、定番の仁和寺、そして佛光寺の名前が。

え!?佛光寺!?うちの会社の裏の!?

佛光寺違いかしら…会社の裏で撮影してたらおったまげだわ不安

でも、染五郎さんも仰っていましたけど、

照明やVFXなどの技術によって、ロケと撮影所、屋外撮影と屋内撮影の区別がほとんどつかないので

どのシーンがどこで撮影されたという確信が持てないのが凄くもあり悔しくもあるという。笑

ん〜、確かめたい!



そう言えば、14時の回は開始15分ほどで上映がストップするというハプニングがびっくり

何事かと思いきや、映画館側のミスで誤った画郭で上映していることが分かったため

最初から上映し直すとのこと!

こんなこと初めて!

ということで、染五郎さんが登場する冒頭部分は

1日で3回拝見したことになるという個人的にはラッキーなハプニングでしたてへぺろ

ちなみに画郭の違いとやらは全く分かりませんでした。笑



最後に。

2回目を一緒に見た友人は鬼平にも時代劇にも歌舞伎にも特段興味のないフラットな視聴者でしたが、

シンプルに面白かったと言っていたので

老若男女、色んなセクションの人に嵌るんじゃないかなと思いましたニコニコ

どうか沢山の人に観ていただけますように!