春の陽気漂うお江戸にやってきました。
(むしろ日差しが暑い)




今回はこちらの演目に絞りました。
第一部の『花の御所始末』赤薔薇
第三部も観たかったけど…近頃出費が嵩んで脇目を振っている場合ではないと思い至りました不安




たった2時間の間に鎌倉殿もびっくりな死人の多さ。笑
ストーリーも面白く、残虐性とは対照的な華やかさもあり、見応えがありました。

もちろん(もちろん?)個人的には
幸四郎さん演じる暴君義教が染五郎さん演じる左馬之助を罵り殴り蹴倒し脅す、
その絡みが最高すぎてドキドキしましたピンクハート(←正しいのかこの感覚)

また左馬之助くんが不憫な役で…大変よくお似合いでした。
雀右衛門さんの入江を想う純真さと、その人を欺いていた自分を許せない誠実さに
心臓ぎゅーってなる。
夕暮れの中、入江を見送ってから皆の後を追って花道を行く左馬之助くんの
恋心を隠し切れない春真っ只中の陽気を一手に纏ったようなお芝居が素敵すぎました。

彼の死因が分かりにくいというお声をたまに見かけましたが、
分かって観ているからか普通に理解できました。
舌を噛み切って自死するっていう壮絶な最期チーン
確かに難しい表現ですね。
はぁでも死に顔も美しいったら…

珍才&重才ブラザーズの腰が心配という声も度々目にしましたけど、こういうことだったのね。笑
そういう意味では間違いなく左馬之助の後始末がいちばん楽なはず。
激軽だと思うわ。

この兄弟のこのお芝居での面白さ、存在感、不気味さ、好きだな〜。
年月を経て皆年を取るのにこの二人だけ最初から何も変わらない気味の悪さ。
義教でさえ自分が殺した者の怨霊に怯えているのにこの二人の一貫した感情の無さ。
何かある意味、いつの時代どこの世界にも
知らず知らずのうちに近くにある悪の象徴のようにも思えました。

明日も観るので、もっと細かいところにも目がいくかな!