ジェームス・キャメロン制作、脚本、監督、編集。

サム・ワーシントン、シガーニーウィーバー出演。

アバターおもしろかったー。いやーおもしろかったぁ。
映画を観終わってから喫茶店でそればっかり言っていた気がする。
2時間42分、まったく違う星に行ってきた感じだ。

22世紀、衛星パンドラでの物語。
人類は資源開発のためにパンドラに入植していた。
そこには地球人に似たヒューマノイド「ナヴィ」が生息している。
パンドラの大気は人間にとって有毒なので採掘・研究を円滑に行うために「アバター・プロジェクト」を進めていた。

とにかく余韻というか記憶に残る。
今まで見たことのないものを見たからだろうか。
まずパンドラの生態系のCG、映像美は圧巻だった。
「ナヴィ」も、実際に存在してもおかしくないぐらいのクオリィテーである。
随所にスターウォーズやハヤオミヤザキ的な要素があったが、このような超SF大作は細かい所をつつかない方が楽しめる。
『タイタニック』から12年、構想はもっとずっと前からあったらしいが、ジェームス・キャメロンはやはりはずさない。

この作品を製作するにあたって監督は、3Dにこだわったらしい。
撮影に伴う新しいテクノロジーも開発したとのことだ。
僕は3Dは酔うんじゃないかとか、普段かけているメガネの上にメガネかけるのかなどと思い当初は2D版を観ようと思ったが、せっかくなので体験してやろうと思い3D版で観た。最初は違和感があるがすぐ慣れた。専用メガネをかける煩わしさだけはいかんともしがたいが、どちらのバージョンを観るか迷っていたら映画の新しい潮流になりつつある3D版をおすすめする。体験という観点で言うと映画というかアトラクションって感じだ。

とにもかくにも映画館で観て損はないおもしろさだった。
元旦ジャストにかけてみたい。

cinnamon9のブログ(仮)-ナイスなグラサン
東急ハンズにて。

2011年からこのグラサンシリーズどうすんだろ?

〇の部分が・・・。

来年が最後のチャンスなのか( ̄ロ ̄;)
クリント・イーストウッド監督・主演。

雑誌BRUTUS12月1日号、「泣ける映画。」特集でランキング第2位。

泣けなかった・・・。

泣けなかったからつまらなかったというわけではないが、ちょっと期待しすぎたのかもしれない。
とてつもなく偏屈な老人が、アジア系の青年との交流で徐々に変わっていく話しが本筋。その他、人種問題、銃社会、家族との確執、罪の意識などの要素が絡む。

ラストに青年のために身を呈す決断をするのだが、それがどうも残念だった。いや、そこが泣き所なのであろうが、
おもいっきり老人みずからがまいた種で決定的な悲劇が起こったわけで、そのあたりの勢いまかせの判断が涙腺への蓋となった。
つまり復讐の連鎖のことである。
もう一つ残念なのがヴィンテージカー「グラン・トリノ」を、老人の死後、青年に譲渡するのであれば、物語の途中、デートに使うために貸してやるという中途半端な伏線は絶対にいらなかったことだ。
その2点、泣くことにクローズアップしなければ特に気にはならないが。

イーストウッドの演技は良かった。少しばかりオーバーなくらいの渋ガンコな感じがいい味をかもしだしていた。
あと青年のお姉さんも存在感あってよかった。ゴロツキ達によって悲しい目にあってしまうが、無名ながらよく演じていたと思う。それからイーストウッドとイタリア系移民の床屋とのやりとりが面白かった。あの床屋のオヤジはナイスキャラだ。

そして、「グラン・トリノ」はたしかにかっこいい。コーヒーを飲みつつピカピカに磨きあげた車を眺める。あのような老境に映える哲学チックな所作は、身につけたい感じもした。それもごく自然に。
無理か・・・。
僕はわりと単純である、「泣ける何々」で、泣く。その点この作品は少々肩透かしをくらった。
ひねくれているわけではなく、けっこう期待して観たのに。
「パーフェクトワールド」なら何度観ても、ぐえぐえ嗚咽するのだが。