お彼岸の入りの日曜日…、
お墓参りなどで行きたくても行けなかった人たちもたくさんいたと思います…。
埼玉の田舎のほうの方たちは特に…。違うかな…?
ちょっと空席もありました。もったいないですね…。
でも、会場の空気はとっても賑わっていました♪
プログラムの始まりはグノー「宝石の歌」からです。
その前に、麻季さんがマイクを使ってご挨拶してくださいました。
曲の解説も…。
数年前の所沢ミューズのリサイタルも「宝石の歌」から始まりましたが、
昨日は解説もあったせいか、麻季さんの歌も山岸さんのピアノもとってもキラキラでした。
山岸さんのピアノ、ピアノだけの所で、本当に宝石のキラッっていう音が聞こえてくるようなピアノでした。うっとりする麻季さんのマルグリートと、オペラの一場面のように色々な宝石が見えるようなキラキラの音楽でした。
続いて、山岸さんのピアノソロでラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」です。
フランスがしばらく続きます。
この曲はピアノやヴァイオリンや色々に自分の思い出があって、このプログラムがとっても嬉しかったです。ラヴェルもいいですね…。
そして、デュパルクの「旅への誘い」「悲しき歌」「フィデレ」です。
ここでも麻季さんの解説と詩の紹介がありました。
デュパルク、歌曲しか今は残っていないそうですが、本当はオケや器楽曲もたくさん作ったのだそうです。デュパルク自身が破棄してしまったそうで…、デュパルクってどんな人だったのかしらと思いました。ワーグナーの影響も受けているそうです。フランスの音楽ですがワーグナーっぽいっていうのでしょうか…?麻季さんのデュパルクの歌、これからもたくさん聴きたいです。
昨日はデュパルクが最初に作ったという「悲しき歌」の所で涙が出てしまいました…。
失恋の歌だそうですが、全部未来形で書かれているそうです。悲しいけど前を見ている歌というか、あ~、もう一回聴きたいです。うまく書けなくてスミマセン。
この後もフランスで、ドビュッシーの前奏曲集から「ミンストレル」を山岸さんがピアノソロで演奏してくださいました。この曲は「おっとっと」ってなっちゃうような面白いリズムの曲です。ドビュッシーもいいな~、って山岸さんのピアノを聴きながら思いました…。
そして、前半の最後はフランスからイタリアへ移ってヴェルディ「リゴレット」から「慕わしき人の御名」ジルダのアリアです。
この曲は初めて聴いたのですが、もうすごかったです!
昨日の一番の曲でした!
途中までは、ヴェルディっぽいなあ、なんてリズムを感じながら聴いていたのですが、最後の最後は麻季さんの歌の技の見せどころでした。
えっと、
例えがふさわしいかわからないですが、
オペラ座の怪人のカルロッタやクリスティーヌの「アアアッアッアッアッア~」の所をものすごく難しくして長くしたような、そういう見せ場です。
会場が静まり返って、麻季さんのすごい歌声だけが響き渡っている、ものすごい空間でした…。
すごい、ばっかりでスミマセン。でも、本当にすごかったのです…。
麻季さんは聴くたびにすごくなっているのだなあ、とも思いました…。
この曲も、またいつか聴けますように…。
麻季さんのジルダをオペラの中でも聴いてみたいです…。
すごかったね~、と感心のため息をつきながら、休憩です。
昨日は水筒持参したのですが、ミューズのコーヒーは馬車道のコーヒーで、カップが大きくて飲みごたえがあって好きです(笑)
そして、後半は日本の歌から始まりました。
山田耕作の「この道」「曼珠沙華」「赤とんぼ」の3曲です。
「この道」も好きな曲なので、じっくり味わいました。
「曼珠沙華」はごんしゃんごんしゃんの出だしでもう別世界になりました。麻季さんの違う一面を見れる曲です…。
「赤とんぼ」は麻季さんは最後にアカペラで歌ってくださって、この時も会場の空気が麻季さんの歌だけで満たされて、特別な瞬間でした。季節がこの2曲の時だけは秋になりました…。
この日本語の歌は麻季さんの一番新しいCDで是非↓
この特別な空気のまま、山岸さんのピアノソロで、シューベルトの歌曲をリストがピアノにした
「万礼節の連祷」です。この流れも好きでした。山岸さんはいつも「僕はつなぎです」っていう感じに控えめなオーラでピアノを弾かれる印象なのですが、実はとってもすごい山岸さんだと思います…。麻季さんの歌の流れを自然に運んでリサイタルを完成させているのは山岸さん…。山岸さんのピアノも好きです。
その流れのまま、「花は咲く」「スタンドアローン」です。
この時、会場では涙を流しているお客さまが多かったみたいです…。
でも、私はとっても希望のエネルギーを麻季さんの歌から感じました。
麻季さんは客席の色んな方向を向いて歌を届けてくださって、会場が温かい空気になりました。
そして山岸さんのピアノソロ、ラフマニノフの前奏曲から第4曲です。
どんな曲かはピティナのピアノ曲辞典で是非…↓
http://www.youtube.com/watch?v=7XJiWvGaNjQ
そしてフィナーレはプッチーニのオペラのアリアが3曲です!
麻季さんのドレス、素敵でした♪ミューズのオレンジのチラシをちょっと思い出しました。
麻季さんのリサイタルはどんなドレスで登場されるのかも楽しみになっています。
昨日は3着見せてくださいましたが、どれもとってもお似合いでした。
歌に戻りまして、
最初は「つばめ」のドレッタの夢です。この曲も初めて聴いたのですが、麻季さんの高音の響きがホールいっぱいに届いて、素敵でした。プッチーニの音楽、やっぱり好きです。
次が「トゥーランドット」の氷のような姫君の心も。これも麻季さんに合っていて、いつかオペラで麻季さんのリュウを観たいです。
そして「ラ・ボエーム」のムゼッタのワルツでプログラムはおしまいになりました。
ムゼッタのワルツ、前の2曲に続いて聴いたからなのか、昨日はいつもの麻季さんのムゼッタよりもっと彫が深いような感じ(うまく書けないですが…)、とにかく魅力がもっと飛び出してくるような麻季さんのムゼッタで、素晴らしかったです!
お客さまの大きな拍手でアンコールを歌ってくださって、
ヘンデルの涙の流れるままに、これはチラシの予定曲目だったので歌ってくださったのでしょうか?プッチーニの麻季さんの歌も好きですが、ヘンデルの音楽の麻季さんの歌もやっぱり好きです。澄んだ、清らかな歌が会場に響き渡りました。
続いてのアンコールが、プッチーニの私のお父さん。そして最後にマスカーニのアヴェ・マリアで、この時も麻季さんはお祈りしてから歌ってくださって、とっても丁寧なお祈りに感じました。コンサートの最初に「心を込めて歌いますので…」と挨拶してくださった麻季さんの言葉通り、麻季さんの心のこもったコンサートだったな、と大満足でした…。
終演後のロビーのCD売り場はお客さまでいっぱいでした。
私は持っているCDだったのですが、いつか、プッチーニのアリアのCDや、デュパルクのCDを作って欲しいなあ、と思いました♪
この次にいつ演奏会に伺えるかまだわからないので、しばらくはCDで麻季さんの音楽を楽しませて頂こうと思います…。
プログラムでも歌ってくださった、麻季さんの日本語の歌のCDです↓
山田耕作、花は咲く、スタンド・アローンが入っています。
花は咲くのピアノは辻井信行さんです。昨日の山岸さんのピアノももちろん麻季さんと一体となって、山岸さんならではの良さを感じましたが、辻井さんのピアノも素敵ですね…。
それから、スタンド・アローンは、坂の上の雲のドラマの時はオケの印象が強かったですが、山岸さんのピアノもそのオケの印象通りで、特に間奏のピアノだけの所で私にはぐっとくる所があって、昨日もそこが聴けた時は幸せでした!ピアノってやっぱり好きです。
オケやオペラでの麻季さんの歌も、ピアノでの麻季さんの歌も、どちらも好きです!
あ~、音楽ってすごいです…。
今回も長く書いてしまいましたが…、
書ききれないくらいの感動でした。
素晴らしいコンサートを本当にありがとうございました。
日本の歌~花は咲く/avex CLASSICS

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