Het Laatste Nieuws 2012年9月9日の記事「全長2.7メートル重さ275キログラムのマグロは福島の怪物の可能性」です。
http://www.hln.be/hln/nl/2661/Dieren/article/detail/1497938/2012/09/09/Tonijn-van-2-7-m-en-275-kg-mogelijk-Fukushima-monster.dhtml
元ネタはオーストラリアのヘラルド・サン紙で、有名な釣り専門家?が巨大なマグロを釣り上げたというもの。
「B級ホラーの小道具みたい」との表現はあるものの奇形などの記述は無く、釣った本人がその場で刺身にして食べてます。タイトルにもあるように、福島由来の放射能に汚染されていないか検査をする、ということで、この時点では汚染があるなどとは一言も書いていません。この海域はマクドナルドのフィレオフィッシュの原料となる魚が採れるそうで、マグロを調べることでその他の魚の放射能汚染の可能性を確認するということなのでしょう。(残念ながら10月時点でまだ結果は発表されていない模様)
http://www.heraldsun.com.au/news/victoria/victorian-fisherman-paul-worsteling-lures-monster-bluefin-tuna-suspected-of-carrying-radiation-from-fukushima/story-e6frf7kx-1226466793800
そもそも、このマグロ、大きさとしては普通です。英文のタイトルでも「モンスター」と入っているのは(一本釣りにしては)巨大なマグロだ、ということと思われます。それが何故かオランダ語記事では、「大きさとしては普通だが明らかに奇形が見られる」とあります。元記事にはそのような表現はありません。
HLNのほかにオランダAD紙でも同じ記事が出ています。(HLNとADは同じグループ)
HLNでも例によって「普通のマグロじゃないか、奇形じゃない」「これだけマグロが大きくなるのに何年かかると思ってるんだ?福島関係ないだろ」等のコメントが付いていますが、どうしても福島の放射能の影響を受けたマグロ、ということにしたい人たちもいます。AD紙にいたってはまた都合の悪いコメントが大量についたのでしょうか、コメント欄が削除されてます。
この他オランダの次のサイトでも同じ情報が取り上げられていましたがコメント欄が楽しい♪
http://www.nujij.nl/overig/reusachtige-tonijn-mogelijk-fukushima-monster.18896574.lynkx#axzz295LUyUut
「事故から1.5年でマグロがこんなに大きくなるかボケ!」
「俺も放射能の影響で1.5年も年取った」
「原発には反対だがこの記事はでたらめだな、記者はもうちょっと勉強しろ」
「こういう記事をチェックもなしにアップするのはどうかと思う」
日本だけでなく欧州でもメディアよりネットユーザーのほうがまともになりつつあるのかも知れません。