大河への道・投稿7000回記念!! | Sound@Cinema

Sound@Cinema

))) Cinema Sound Works シャチョーの日々 (((
映画の音響技術評価などをプロ目線で、車系もたまにw
http://www.csw.jp/

 

 

ブログ開設から7000件目の投稿になります!!

 

で、今回は”大河への道”松竹配給。

 

伊能忠敬の話だという事は知ってたんですが、

”日本地図を作った人”程度の事しか知らんので

苦労話なのかな?と思いきや、、、

切り口が違いました(笑)

 

 

 

 

元々は志の輔の創作落語を元に企画が

立ち上がり、森下佳子さんの手によって

脚本化されたものです。

 

 

 

 

冒頭あれ、ン?と思うシーンから始まりますが、

すぐに現代になり、千葉県香取市役所の総務課

が地域おこしの為に、地域の名士”伊能忠敬”を

主体とした大河ドラマ制作を画策する

下りになります。

 

しかしそこに思わぬ落とし穴があり、、、

 

 

 

 

江戸時代に舞台は飛んで、現代社会の人々が

ダブルキャストで伊能忠敬の周囲に関わる人物

に早変わり、”大日本沿海輿地全図”製作渦中に

放り込まれます。

 

ネタばれになるので細かく書きませんが、

余りに有名な史実に対し、知られざる側面

が有った事に軽く驚きましたが、余り重く

ならぬ様にコメディタッチを携えたままで

ドラマは進行します。

 

まぁ久しぶりの時代劇で中井の台詞回し

が新鮮極まり無いです。この人の芝居は

長いキャリアを積んだ事もあり、確かさは

天下一品です。すべての間合い、目配せ、

台詞の吐き出すタイミング、憎たらしい程

上手いったらありゃしません。

 

故に観ていて自然に没頭出来るんですよね。

 

 

 

 

対して硬い芝居で有名な北川景子が忠孝の

4人目の妻とされるエイ(栄)を演じるが、

このハマり具合が実に良かった。彼女を

キャストする事を前提に宛書されたのか?

と思われる程に北川の芝居の度量を

見越した脚本に唸りました。

 

森下さんもやっぱり名人ですわ、、、

 

で、エンド間際

 

高橋景保(中井貴一)が幕府に地図を納める

場面が最大の山場となりますが、このシーン

で涙腺が決壊致します・・・

 

中井の芝居と意外なキャストに

全部持って行かれました。

 

もう、ここは見てください!!

是非見てください!

 

と言う訳で忠敬並みに地道実直に書き続けて

来たブログが7000件目の投稿になりました。

昔から読んでくれてる方も、最近の人も


ありがとうござます!!!