哀れなるものたち | Sound@Cinema

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))) Cinema Sound Works シャチョーの日々 (((
映画の音響技術評価などをプロ目線で、車系もたまにw
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待ってました!

 

さて怪気炎の上がった本作の中身をば

拝見と地元の映画館へ。

 

 

 

 

監督のヨルゴス・ランティモスは今作で

ベネチア国際映画祭にて金獅子賞の受賞です。

癖強のギリシア人の企みにハマって来ます!!

 

 

 

 

お話は大体皆さん周知なんで相当に端折って

書くと、入水自殺した妊婦に胎児の脳を

移植し体は大人だけど頭は子供の女性を

天才外科医のゴッドウィン・バクスターが

造り上げ、蘇ると”ベラ”と名付けられれば

本能的に持っている物が爆発し、周囲を

巻き込みながら成長を遂げていくと言う内容。

 

 

 

 

ウィレム・デフォーがフランケンシュタイン

みたいな外科医の役です。こういうのは彼しか

出来ないような役柄なので大ハマりですわ。

 

本当になんでもやりますね、感心します。

 

 

 

 

籠の中の鳥状態から冒険に出ると世界は

極色彩感溢れます。一体いつ設定なんだ??

と思わせるファンタジーワールド。

 

 

 

 

かと思うと多様される魚眼レンズの構図、

まるで覗き見しているような感覚に囚われます。

 

 

 

 

フィルム撮影なんだけど最新型のLEDウォールを

活用し”どこにも無い世界観”を構築、ゴチック系

の衣装で更に武装したかと思うと、すっぽんぽん

でドッキリな18禁映像もてんこ盛り・・・

 

エマ・ストーンどこへ行く!!??

 

で、皆さん色々と解釈や深読みされていますが、

そんなに難しい事では無いと私は感じます。

ただ単に女の体と心の超短縮版成長記に男とは

この程度の生き物という普遍的な内容です。

 

ヨルゴス・ランティモスのテーマは大体に

おいてシンプルなんですが、わざと凝った作り

にするので振り回されるというのが常套句。

 

とは言え中盤がやや冗長化しておりダレます、

そしてここまで露骨な性描写も必要なのかな?

ってのが見終えてすぐに感じた点でしたが、

エマ・ストーンの気合たるや半端では無いので

帳消しでもいいのかな?ってとこかな。

まぁ、凄い物は見させて貰いました。

 

 




映画もスゲェなとは思いましたが約1か月前に
サタデーナイトライブですっぽんぽんを披露する

エマ・・・まぁこれは合成処理なんでしょうが(汗)

エマ・ストーンどこへ行く2!!??