さて、これで整備編としては最後になります。
興味の無い方が多いと思い申し訳無いのですが、
備忘録として掲載させて頂きますm(__)m
今日はサーモスタットをローテンプ仕様に
交換していきたいと思います。
この部品はクーラントの温度が一定になる
と開いてラジエーターへ暖まった液を流し
適当な温度に下げる為の開閉弁です。
ノーマルは左の部品で82℃と書いてあります。
今回交換するのは左の物で68℃で開く物です。
という事は通常よりも早いタイミングで開き
エンジンをより一層冷やす為の必需品です。
通常の使用では全く必要ありませんが、競技
で車両を使うとなると、高回転でエンジンを
連続で回すのでどうしてもこの低温から動作
するものが必須となります。
手がでかいので、狭い空間に工具ごとねじ込めず
割と容易に出来るはずの作業ですが、手古摺ります・・・
工具を入れる為に周囲を大きくバラシてようやく
目的の物に迄到達出来ました(汗)
いやぁ、怠い事この上無い・・・
程無くして、ブツ交換後逆の手順で組み立てて
無事に終了しました。
テスト走行すると、やはり温度上昇は鈍くなって
70℃前後でした。適正温度は80℃~95℃の範囲
と言われているので、日常的な使い方では導風を
カットし、もうちょっと水温を稼ぎたいです。
暑くなってくると丁度良い様な気がしますね。
真冬の気温ではオーバークール気味なんですが、
常に高回転でエンジンを回すレースでは、
このぐらいじゃないと安心して走れないかな?
取り合えず、諸々試します!
色々と学びの有るカスタマイズでした。