レベッカ | Sound@Cinema

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映画の音響技術評価などをプロ目線で、車系もたまにw
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ご存じ、ヒッチコック版のリメイクで御座います。

主演がリリー・ジェイムスにアーミー・ハマーの布陣、

 

ダフネ・デュ・モーリアが1938年に発表し代表作と

なった小説を基に、現代の解釈で描くサスペンス映画です。

 

ヒッチコック版はちょっともう思い出せないなぁ、、、

水曜ロードショーで観たかなぁ?うろ覚えですわ。

 

ストーリーは有名ですが一応。

 

モンテカルロのホテルで使用人として金持ち夫人に

仕えてた”私”が、イギリスの大金持ちのマキシム

と出会い恋に落ちます。しかしマキシムは妻を事故で

亡くして間もなく気持ちに乱れがあり、マンダレーと

と呼ばれる大豪邸に彼と結婚して移り住みましたが、

彼の言動に困惑を覚えます。加えてマキシムの元妻

レベッカの幻影に惑わされ始めます。

 

超一級のサスペンススリラーですね。

 

シンプルな内容なんですが、最初から隠された謎に

翻弄され、張ったはずの伏線でミスリードを誘われ

観客も”私”同様に袋小路にはまり込んでしまいます。

 

当時の装丁ですが、現代的な要素も加味され、

女性の描き方が今風である感じがしました。

それがリリーの演技に良く反映されており、

ドンドンと強く賢くなっていきます。この辺は

観ていて非常に気持ちの良い要素です。

 

如何せんヒッチコック版は80年前となるので

最早比較対象にはなりませんね。単品評価

としは中々の出来と言って良いでしょう。

 

リリー・ジェームスが実に良かったですねぇ

 

そして4KUHDの画質は抜ける様に美しいです。