原題は”Season of the Witch”(魔女の季節)なんだが、
邦題がネタバレを含んでおり、非常によろしくない。
お話は中世ヨーロッパ、ペスト流行の真っただ中に
ある村に流れ着いた無益な闘いから逃れた騎士団
兵士の二人(ニコラス・ケージとロン・パールマン)が
魔女裁判の渦中に巻き込まれるといった内容。
B級感がもっと漂う作品かと思ったけど、そこそこ
美術に金が掛かっており、案外安心して観られた
のは意外というか、嬉しい拾い物だったかな(笑)
ペスト感染のメイクが非常に誇張しており、かなり
おどろおどろしい感じではあったが、コロナ渦中の
我々に取ってこんなコケ脅しでも、今は何を見ても
受け入れてしまえそうでおっかない。
割とシンプルなストーリーに加え、優秀な役者二人
がしっかりと支えている上に、ドミニク・セナの演出
も手堅くいのであっという間の90分。
観る物が無くて息詰まった方、どうぞご覧ください(笑)
メイクで有名な感染症を患った
皮膚を再現したものだそうです。
参考までに(爆)