結局ジリジリ我慢出来無くて、新文芸坐へ
そう！今日がパシリムの最終日！！記念すべき20回目のドリフト（笑）！！
そして最早、今作においては貴重な２D上映！！
やっぱ眼鏡無いのは楽でいいし、明るく感じ画面の隅々迄
目が行くのである。作品のディテールは間違いなく２Dの方が
拾いやすいし、改めてまた色々な発見があった。
結局なんだかんだ言って、一番集中出来て鑑賞出来たかもしれない。
音響は迫力や描写力といった点で、IMAXやDolby Atmosに大きく
水を開けられるかと思いきや、文芸坐さん限界迄頑張ったもんで
若干団子になりつつも中々迫力ある音だった。
再生環境がフィルム寄りの設定なので、高域はなだらかに
削ってあって刺激は少ないが安定した往年の音である。
これはこれで、非常に耳が慣れていて聞きやすいのである。
かなり満足し池袋を後にし、”キャプテン・フィリップス”へ
これも３D設定が無いので、安心して向き合える。
ポール・グリーングラスがドキュメント風にまとめており、
息付かせぬ構成は中々見事。勧善懲悪といった
見世物要素で構えればただのエンタメだが、一概に
そうとは言えない事件の背景を考えると、鑑賞しつつも
段々と気が重くなってなってしまった。
唯一の救いが、、、
パシリムでストライカーに乗るおっさん、マックス・マーティーニが
ちょっとおいしい役貰って出ていたこと。
この映画見に行くなら、ソマリアの海賊の事を軽く調べ、
なぜ彼らが海賊行為に走るのかを念頭に置いてから
観たほうが良い。
本当に悪いのは誰なんだろう？海賊も犠牲者なんじゃないかな？
観終わって、ひどく憔悴しきってしまった、、、
結局、これもネタにした時点で金儲けの材料なんだよね？