コン・ティキ | Sound@Cinema

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))) Cinema Sound Works シャチョーの日々 (((
映画の音響技術評価などをプロ目線で、車系もたまにw
http://www.csw.jp/

でかいスクリーンで観るべき海洋ロマン
なのだが、上映スケジュールが”末期近く
収束気味”の所を、何とか探し出して
小スクリーンで(涙)

かなり丁寧に作られた映画である。
逆に丁寧過ぎて、学術的な映画の
意味合いもあるのかな?と妙な詮索
までしてしまったほど、丁寧かつ
綺麗な綺麗な映画。


$Sound@Cinema-コン・ティキ


もっと粗野で、バイキングの祖先がガチで
冒険する、激しく強い写真をイメージしていたが、
なんとなくさらっと終わってしまった・・・

悪くは無いんだが、冒険の規模からして
イマイチパンチが効いてない気がした。

作品の骨格そのものもオーソドックスで
冒険映画なんだが、冒険感も今一つ。

やっぱり綺麗過ぎる事が脚を引っ張っている。

ジンベイザメや人食いざめの描写のタイミングが
良すぎて、バレは無いモノのCGだろうなぁ、、、と
思うとまた更に興ざめするのであった。

だったら、全編CGバリバリで責めた
”ライフ・オブ・パイ”の方が潔いかな?