どうしても我慢出来なくなって、真昼間から
ピカデリー新宿に出向くと、、、
怖ろしい数の、ジジババでロビーが満員!?
劇場出口からも、ジジババが大量に吐き
出され、何事か?と思いスケジュールに
目をやれば、、、
”東京家族 × ”(満員札止め)
「ぇぇぇええええ!!!」
これにはちょっと驚いたが、こんなに
人が入るんだね山田作品、おそるべし。
しかし2スクリーンで上映だったので、
小1時間先のスケジュールでチケット買い、
何とか次回に滑り込んで観る事が出来た。
結果、終始号泣・・・
こんなに泣いたのは久しぶりかも知らん。
賛否も糞も、素直にスクリーンに対峙すれば
東京物語の現代版リメイクとか小津へオマージュ
なども一切関係無く、山田作品として堂々たる
もんであり、最大級に優しいのである。
何度か一緒に仕事した事のある、撮影の近森さんの
仕事も実にキメ細かく、都内の部屋の狭小から
ラストの瀬戸内の小島へ誘う解放感の計算が見事。
シネスコでは無く、ビスタサイズである事も
大きく効果に起因していると思う。
へ理屈はいいや。観た人の心で響き方が
色々あると思うので、各々でこの2時間半に
向き合って欲しい。
全然長くないから大丈夫!!