彩東サリというのは、現在法政大学在学中の別府出身の歌手です。
「ライオンハート」などを作曲した、これも大分・日田出身のアーティスト、コモリタミノル氏のプロデュースで歌手デビュー。
縁あって、以前エディスパソコン学院のCMソングと、鉄輪観光DVDのエンディングテーマ曲に使わせてもらいました。
それ以前に、トキハのちびっ子カラオケ選手権というイベントで彼女が優勝した時に記録ビデオを撮っていて、一度会ってもいたんです。
その時の小学生が、立派に歌手になっていたんですね。
で、今回はコモリタさんの発案で「また明日」という曲を大分の小中学校で終業時に流してもらおうという運動をしており、そのキャンペーンの一環として、サリちゃんの出身小学校でミニライブを行ったんです。

体育館に全校生徒が集まり、みんな大人しく聴いてくれました。
生徒達が「また明日」を覚えて来てくれて、一緒に歌った時はちょっと感動的で、ウルッときました。

サリちゃんも一緒に校歌も歌いました。
ライブが終わって、サインになると、あっという間に長蛇の列が。

サリちゃんも一人一人丁寧にサインしてあげてました。

ふと見ると、ノートを手にして泣いている低学年の女の子が。
訳を聞いてみると「先生が授業が始まるけん、もうサインもらえんっち言った。」と言って悲しくて泣いているんです。
その子の手には、自分で枠を書いて「サリさんのサイン」と書かれた白紙のページが握りしめられています。
そこで先生にお願いして、時間ギリギリまでサインさせてもらえるようにし、残りの子は後で書いたものを渡してもらう事にしました。
泣いていた女の子は十分時間内にサインしてもらえ、喜んで帰っていきました。きっと彼女の大事な宝物になることでしょう。
この場面に出会って、これこそが「芸能活動」の「原点」なのだなと改めて思いました。
マスメディアに大量に露出しなければ売れていると見なされない芸能界。
そもそも、売れなければいけないのでしょうか?
こんな小さなファンの気持ちに応えてあげられることの方が大切なのではないか。
この子がまた将来、歌手になると言う「夢」を持つかもしれない。
そんな「夢」を与えるのが「芸能活動」の「原点」であって、売れてる売れてないは関係ない。
いい曲を歌い、それが聴く者の心に届く。
それだけで十分なのではないか。
そんなことを思わせてくれた出来事でした。
そんなこんなで、生徒達も大満足でライブは終了。
とても心温まる素敵なライブになりました。
