5月14日〜5月25日にフランスで開催される第72回カンヌ国際映画祭のオフィシャル・セレクションのラインナップが発表になりました。

 

オープニング作品は、ジム・ジャームッシュのなんとソンビ映画!

 

コンペには、グザヴィエ・ドランやポン・ジュノ、またケン・ローチ、ペドロ・アルモドバル、ダルデンヌ兄弟などの大物も名を連ねています。

 

Netflixとは折り合いがつかず、今年も作品上映が見送られました。

スコセッシ作品など注目作品があっただけに、残念!

これらは去年の『ROMA/ローマ』のようにヴェネチア映画祭に流れるのでしょうか。

 

日本関連作品の選出は、残念ながら今のところありません。

 

5月3日にオフィシャル・セレクションの追加発表がありました!

※が追加分です。

 

コンペには、1994年に『パルプ・フィクション』でパルムドール受賞しているクエンティン・タランティーノ、2013年に『アデル、ブルーは熱い色』でやはりパルムドールを受賞しているアブデラティフ・ケシシュの新作も追加されました。

 

一気に華やかになりましたね!

 

 

 

以下、カンヌ国際映画祭2019ラインナップのリストです。

 

 

 ■コンペティション部門

 

『The Dead Don’t Die』ジム・ジャームッシュ(オープニング作品)
『Dolor y Gloria (Pain and Glory)』ペドロ・アルモドバル
『Il Traditore (The Traitor)』マルコ・ベロッキオ
『Gisaengchung (Parasite)』ポン・ジュノ
『Young Ahmed』ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ
『Oh Mercy!』アルノー・デプレシャン
『Na Fang Che Zhan De Ju Hui (The Wild Goose Lake)』ディアオ・イーナン
『Atlantique』マティ・ディオプ
『Matthias and Maxime』グザヴィエ・ドラン
『Little Joe』ジェシカ・ハウスナー
『Sorry We Missed You』ケン・ローチ
『Les Miserables』Ladj LY
『A Hidden Life』テレンス・マリック
『Bacurau』Kleber Mendonca Filho、Juliano Dornelles
『La Gomera (The Whistlers)』コルネリュ・ポルンボユ
『Frankie』アイラ・サックス
『Portrait of a Lady on Fire』セリーヌ・シアマ
『It Must Be Heaven』エリア・スレイマン
『Sybil』ジュスティーヌ・トリエ

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』クエンティン・タランティーノ ※

『Mektoub,My Love:Intermezzo』アブデラティフ・ケシシュ※

 

■招待作品(Out Of Comption)

 

『La Belle Époque』ニコラス・ベドス

『ロケットマン』デクスター・フレッチャー

『Diego Maradona』アシフ・カパディア

『The Best Years of A Life』クロード・ルルーシュ

『Too Old To Die Young –North of Hollywood, West Of Hell』ニコラス・ウィンディング・レフン

 

 

■ミッドナイト・スクリーニング

 

『The Gangster, The Cop, The Devil』Lee Won-Tae

『Lux Eterna』ギャスパー・ノエ※

 

 

 

■スペシャル・スクリーニング

 

『For Sama』Waad Al Kateab、Edward Watts
『Share』Pippa Bianco(初)
『Être Vivant Et Le Savoir』アラン・カヴァリエ
『Tommaso』アベル・フェラーラ
『Family Romance, LLC.』ヴェルナー・ヘルツォーク

『Chicuarotes』ガエル・ガルシア・ベルナル ※

『La Cordillera de los suenos』Patricio Guzman※

『Ice on Fire』Leila Conners※

『5B』 Dan Krauss※

 

 

※(初)=初監督作品