第23回クリティックス・チョイス・アワードが1月11日(LA時間)、発表になりました!
クリティック・チョイス・アワードは、北米(アメリカ、カナダ)のTVやラジオ、インターネットで活躍している映画批評家が属する放送映画批評家協会(The Broadcast Film Critics Association)が1995年に設立された映画賞です。
今年は、14部門に最多ノミネートされたギレルモ・デル・トロの「シェイプ・オブ・ウォーター」が作品賞、監督賞、美術賞、作曲賞を受賞。
ゴールデン・グローブ賞を制した「スリー・ビルボード」が6部門にノミネート、主演女優賞、助演女優賞、アンサンブルの俳優部門の3賞を受賞と、フォックス・サーチライトの2作品が圧勝しました!
前哨戦のアワードの中でも、こちらがいちばんアカデミー賞に近いような気がします。
1月23日のアカデミー賞ノミネートも「シェイプ・オブ・ウォーター」の最多ノミネートが期待されます。
それにしても、ジェームス・フランコ! 数日前にセクハラ問題が浮上。
ノミネートも妖しくなってきました……残念!
以下が主なノミネート&受賞者および受賞作です。
【映画部門】
【作品賞】
「ビック・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」 マイケル・ショウォルター監督
「君の名前で僕を呼んで」ルカ・グァダニーノ監督
「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」 ジョー・ライト監督
「ダンケルク」クリストファー・ノーラン監督
「The Florida Project」(原題) ショーン・ベイカー監督
「ゲット・アウト」 ジョーダン・ピール監督
「レディ・バード」 グレタ・ガーウィグ監督
「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」 スティーヴン・スピルバーグ監督
★「シェイプ・オブ・ウォーター」 ギレルモ・デル・トロ監督
「スリー・ビルボード」 マーティン・マクドナー監督
【監督賞】
★ギレルモ・デル・トロ 「シェイプ・オブ・ウォーター」
グレタ・ガーウィグ 「レディ・バード」
マーティン・マクドナー 「スリー・ビルボード」
クリストファー・ノーラン 「ダンケルク」
ルカ・グァダニーノ 「君の名前で僕を呼んで」
ジョーダン・ピール 「ゲット・アウト」
スティーヴン・スピルバーグ 「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」
【主演男優賞】
ティモシー・シャラメ 「君の名前で僕を呼んで」
ジェームズ・フランコ 「The Disaster Artist」(原題) ジェームズ・フランコ監督
ジェイク・ギレンホール 「Stronger」(原題) デイヴィッド・ゴードン・グリーン監督
トム・ハンクス 「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」
ダニエル・カルーヤ 「ゲット・アウト」
ダニエル・デイ=ルイス 「Phantom Thread」(原題)ポール・トーマス・アンダーソン監督
★ゲイリー・オールドマン 「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」
【主演女優賞】
ジェシカ・チャステイン 「モリーズ・ゲーム」アーロン・ソーキン監督
サリー・ホーキンス 「シェイプ・オブ・ウォーター」
★フランシス・マクドーマンド 「スリー・ビルボード」
マーゴット・ロビー 「アイ、トーニャ」 クレイグ・ギレスピー監督
シアーシャ・ローナン 「レディ・バード」
メリル・ストリープ 「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」
【助演男優賞】
ウィレム・デフォー 「The Florida Project」
アーミー・ハマー 「君の名前で僕を呼んで」
リチャード・ジェンキンス 「シェイプ・オブ・ウォーター」
★サム・ロックウェル 「スリー・ビルボード」
パトリック・スチュワート 「LOGAN/ローガン」
マイケル・スタールバーグ 「君の名前で僕を呼んで」
【助演女優賞】
メアリー・J・ブライジ 「マッドバウンド 哀しき友情」
ホン・チャウ 「ダウンサイズ」 アレクサンダー・ペイン監督
ティファニー・ハディッシュ 「Girls Trip」 マルコム・D・リー監督
ホリー・ハンター 「ビック・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」
★アリソン・ジャネイ 「アイ、トーニャ」
ローリー・メトカーフ 「レディ・バード」
オクタビア・スペンサー 「シェイプ・オブ・ウォーター」
【オリジナル脚本賞】
ギレルモ・デル・トロ、ヴァネッサ・テイラー 「シェイプ・オブ・ウォーター」
グレタ・ガーウィグ 「レディ・バード」
エミリー・V・ゴードン、クメイル・ナンジアニ 「ビック・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」
リズ・ハンナ、ジョシュ・シンガー 「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」
マーティン・マクドナー 「スリー・ビルボード」
★ジョーダン・ピール 「ゲット・アウト」
【脚色賞】
★ジェームズ・アイヴォリー 「君の名前で僕を呼んで」
スコット・ノイスタッター、マイケル・H・ウェバー 「The Disaster Artist」
ディー・リース、ヴァージル・ウィリアムズ 「マッドバウンド 哀しき友情」
アーロン・ソーキン 「モリーズ・ゲーム」
ジャック・ソーン、スティーヴ・コンラッド、スティーヴン・チョボスキー「Wonder」(原題)スティーヴ ン・チョボスキー監督
【撮影賞】
★ロジャー・ディーキンス 「ブレードランナー 2049」
ホイテ・ヴァン・ホイテマ 「ダンケルク」
ダン・ローストセン 「シェイプ・オブ・ウォーター」
レイチェル・モリソン 「マッドバウンド 哀しき友情」
サヨムプー・ムックディプローム 「君の名前で僕を呼んで」
【編集賞】
マイケル・カーンほか「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」
★ポール・マクリス、ジョナサン・エイモス「ベイビー・ドライバー」エドガー・ライト監督
★リー・スミス 「ダンケルク」
ジョー・ウォーカー 「ブレードランナー 2049」
シドニー・ウォリンスキー 「シェイプ・オブ・ウォーター」
【美術賞】
★ポール・デナム・オースタベリーほか 「シェイプ・オブ・ウォーター」
ジム・クレイ、レベッカ・アルウェー 「オリエント急行殺人事件」
ネイサン・クロウリー、ゲイリー・フェティス 「ダンケルク」
デニス・ガスナーほか 「ブレードランナー 2049」
サラ・グリーンウッドほか 「美女と野獣」
マーク・ティルデスリー、ヴェロニク・ムルリー 「Phantom Thread」
【衣裳デザイン賞】
レネ・エイプリール 「ブレードランナー 2049」
★マーク・ブリッジス 「Phantom Thread」
ジャクリーヌ・デュラン 「美女と野獣」
リンディー・ヘミングス 「ワンダーウーマン」
ルイス・セキュエラ 「シェイプ・オブ・ウォーター」
【ヘア&メークアップ賞】
「美女と野獣」
★「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」
「アイ、トーニャ」
「シェイプ・オブ・ウォーター」
「Wonder」
【視覚効果賞】
「ブレードランナー 2049」
「ダンケルク」
「シェイプ・オブ・ウォーター」
「マイティ・ソー バトルロイヤル」
★「猿の惑星: 聖戦記」
「ワンダーウーマン」
◆作曲賞
★アレクサンドル・デスプラ 「シェイプ・オブ・ウォーター」
ジョニー・グリーンウッド 「Phantom Thread」
ダリオ・マリアネッリ 「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」
ベンジャミン・ウォールフィッシュ、ハンス・ジマー 「ブレードランナー 2049」
ジョン・ウィリアムズ 「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」
ハンス・ジマー 「ダンケルク」
【歌曲賞】
「美女と野獣」 ‘Evermore’
「君の名前で僕を呼んで」‘Mystery of Love’
★「リメンバー・ミー」ー‘Remember Me’
「マーシャル 法廷を変えた男」‘Stand Up for Something’
「グレイテスト・ショーマン」‘This Is Me’
【ベストヤング男優/女優賞】
マッケナ・グレイス 「gifted/ギフテッド」
ダフネ・キーン 「LOGAN/ローガン」
★ブルックリン・プリンセス 「The Florida Project」
ミリセント・シモンズ 「ワンダーストラック」 トッド・ヘインズ監督
ジェイコブ・トレンブレイ 「Wonder」
【アンサンブル俳優賞】
「ダンケルク」
「レディ・バード」
「マッドバウンド 哀しき友情」
「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」
★「スリー・ビルボード」
【アニメーション賞】
「The Breadwinner」 ノラ・トゥーミー監督
★「リメンバー・ミー」 リー・アンクリッチ、エイドリアン・モリーナ共同監督
「怪盗グルーのミニオン大脱走」 カイル・バルダ、ピエール・コフィン監督
「レゴバットマン ザ・ムービー」 クリス・マッケイ監督
「ゴッホ 最期の手紙」 ドロタ・コビエラ、ヒュー・ウェルチマン監督
【外国語映画賞】
「BPM (Beats Per Minute)」ロバン・カンピヨ監督 フランス
「ナチュラルウーマン」 セバスティアン・レリオ監督 チリ
「最初に父が殺された」 アンジェリーナ・ジョリー監督 カンボジア
★「女は二度決断する」 ファティ・アキン監督 ドイツ
「The Square」(原題)リューベン・オストルンド監督 スウェーデン
「Thelma」 ヨアキム・トリアー監督 ノルウェー
【ベスト・アクション映画賞】
「ベイビー・ドライバー」
「LOGAN/ローガン」
「マイティ・ソー バトルロイヤル」
「猿の惑星: 聖戦記」
★「ワンダーウーマン」
【ベスト・コメディー賞】
★「ビック・シック ぼくらの大いなる目ざめ」
「The Disaster Artist」
「Girls Trip」
「アイ、トーニャ」
「レディ・バード」
【コメディ部門/男優賞】
スティーヴ・カレル 「Battle of the Sexes」(原題) ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス監督
★ジェームズ・フランコ 「The Disaster Artist」
クリス・ヘムズワース 「マイティ・ソー バトルロイヤル」
クメイル・ナンジアニ 「ビック・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」
アダム・サンドラー 「マイヤーウィッツ家の人々 」 ノア・バームバック監督
【コメディ部門/女優賞】
ティファニー・ハディッシュ 「Girls Trip」
ゾーイ・カザン 「ビック・シック ぼくらの大いなる目ざめ」
★マーゴット・ロビー 「アイ、トーニャ」
シアーシャ・ローナン 「レディ・バード」
エマ・ストーン 「Battle of the Sexes」
【ベスト・SF/ホラー賞】
「ブレードランナー 2049」
★「ゲット・アウト」
「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」
「シェイプ・オブ・ウォーター」