今日は多くのプレスもどっと帰り、かなり会場も寂しくなりました。


フォーラムに出品していた若松考二監督の『実録 連合赤軍 あさま山荘事件までの道程』を

の上映の最後を少し観て、その後のテーィチ・インを聞く。


上映中も、あさま山荘に立てこもった若者(犯人?)たちが、“総括”とか“自己批判”をいうセリフを発するたびに、ドイツ人の観客たちから笑いが起きる。


幼いながら浅間山荘のたてこもり事件が連日TVで放映されていたことを覚えている身としては、

笑えない映画なのだが、ドイツの若者から観ると時代錯誤な革命思想は笑いのネタになってしまうのかもしれない。


ティーチ・インで出た質問も、なかなかシビアなものだった。

当時、赤軍を支持していた若松監督にも、厳しい質問が飛んでいた。


ところで、今年のコンペに出品していた『母べえ』組。

ドイツの地元新聞の評価も高く、最後まで、賞候補に残っていたらしいが、結局無冠に終わってしまった。


ということで、『母べえ』の公式上映の際のレッド・カーペットより。

左から、浅野忠信さん、吉永小百合さん、山田洋二監督。